推し活をしていると、SNSなどで推しの感想を語りたい機会も多いと思います。
愛があふれているはずなのに、「やばかった」「良かった」など単純なワードでしか表現できない……と、自分のボキャブラリーの少なさに絶望した経験をもつ人もいるのではないでしょうか。
そんな課題に直面する人へ向けた書籍『「好き」を言語化する技術』が、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンから販売中です。同社によると、7月の発売からおよそ1カ月半で6万部を突破したとのことです。
SNS時代に「好き」を言語化する重要性
「好きなものを語る」際に言葉にできない、というのは「推し」と持っている人なら誰しもが抱えたことがある悩みです。本書は、これまで語られてこなかったこうした悩みに切り込んでいるといいます。
SNSが普及した今、無意識に目を通した他人の感想と自分の感想が混ざってしまい、いざ自分の感情を言葉にしようとすると思考停止に陥ってしまうそうです。
個人の感想があふれる現代だからこそ、自分の言葉で「好き」について語ることの重要性をあらためて考えるきっかけになりそうな1冊です。
著者プロフィール
三宅香帆(みやけ・かほ)
書評家。京都市立芸術大学非常勤講師。
1994年生まれ。高知県出身。京都大学大学院博士前期課程修了。京都狼院書店元店長。著作に『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』(サンクチュアリ出版)『なぜ働いていると本を読めなくなるのか』(集英社新書)など多数。
書籍情報
『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを伝えたいのに「やばい!」しかでてこない』
発売日:2024年7月31日
価格:1,320円(税込)
刊行:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:新書判並製/264ページ
ISBN:978-4-7993-3083-8
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<参照>
すごく感動したのに「面白かった」しか言えない…!SNS時代特有の「推し語り」の悩みを解決する『「好き」を言語化する技術』(三宅香帆著)、発売1か月半で6万部突破!
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