北海道宇宙サミット実行委員会は10月10日(木)、宇宙ビジネスの現在地と未来像を考える「北海道宇宙サミット」を開催します。
国内外の宇宙ロケットや宇宙港の専門家らが北海道帯広市に集まり、講演・セッションを行います。イベントにはオンラインで参加することもできます。
宇宙ビジネスの最先端を北海道から発信
開催は4回目で、2023年に開かれた前回はオンラインを含む約3,300人が参加したそうです。今回は「北海道を、切り拓く。」をメインテーマに、宇宙ビジネスに関連する7つのトークや講演、対談が行われます。
サミットには、国内外から23人の業界キーパーソンが登壇して、宇宙ビジネスの最先端を行く議論が展開されるといいます。
登壇者として、欧州の先進的ロケット企業PLD Spaceや、米国の宇宙港運営のリーディングカンパニーVirginia Commercial Space Flight Authorityの経営者らの出演が予定されています。
国も注力する宇宙ビジネスの勢いを感じられる場に
北海道・大樹町には、民間の宇宙船やロケットが打ち上げられる「北海道スペースポート」があります。この宇宙港を中心として、宇宙ビジネスを盛り上げる取り組みが進んでいます。
国も今後10年間で約1兆円が宇宙ビジネスに投じられる方針だそうです。実行委員会は、サミットを日本や北海道の宇宙ビジネスの勢いを感じる機会とも位置づけています。
イベント概要
北海道宇宙サミット2024
日時:2024年10月10日(木)9:00〜20:00(受付:8:30)
会場:ベルクラシック帯広(北海道帯広市西2条南35丁目1−27)
開催方法:現地開催&オンライン配信(オンラインはカンファレンスのみ)
カンファレンス参加費:無料、
MEET UP交流会参加費:6,500円/人
参加申込み:現地開催 、オンライン配信
<参照>
宇宙ビジネスカンファレンス「北海道宇宙サミット2024」 計7セッション・講演に総勢23名が登壇
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