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語学学習のグローバルアプリDuolingo 生成AI搭載の新プランを日本でも開始

西原愛華

2024/10/04(最終更新日:2024/10/04)


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仕事や生活のなかで、さまざまな言語を耳にする場面が増えました。そんなことをきっかけに「言語学習を本格的に始めたい」と考えている人が多いのではないでしょうか。

無料の語学アプリDuolingo(運営・Duolingo, Inc.)が、新たに生成AIを搭載した「Duolingo Max」プランを導入しました。

世界中で人気の語学アプリDuolingo

世界中で利用されている言語学習アプリDuolingoは、2020年に日本に本格進出。現在日本版では、英語・中国語・韓国語・フランス語の4カ国語が学べます。

リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングを身につけるための設計が行われているといい、1セットは約5分。短い時間から、気軽に学習を継続できるようになっているそうです。

新プランには生成AIによる3つの機能が追加

アメリカやその他の地域で提供開始していたという有料プラン「Duolingo Max」を日本でもスタートしました。

その特徴は、OpenAI社の生成AIを搭載して、3つの機能が利用できることだといいます。

 

リアルな友人のような会話を実現

Duolingo Maxプランで利用できる3機能のうち「リリーとビデオ通話」は、AIが会話内容を生成することで、作りこまれた表情や口の動きをするキャラクターとリアルな会話ができるそうです。

まるでビデオ通話のような画面デザインが特徴です。

ユーザーのスピーキングスキルに対応して、AIが会話での語学レベルを自動調整します。また、その内容を記憶するため、友人同士のように会話を重ねていくともいいます。

この機能はコミュニケーションに特化しているため、文法や発音のミスは指摘することなく会話が進むよう設計。理解しにくい部分をAIが「わかりやすく言い換える」などして、学習者が自信を持って実際に会話できる力につなげたいとしています。

語学力アップに向けた新機能

前述の機能に加え、他にも最先端の技術を駆使した語学力アップへの機能が同プランには含まれています。

このアプリを通じた学習で「間違った」ことを、チャットボット形式でアプリキャラクターが解説するという「スマート解説」。その内容は、設問の文脈に応じて、AIが生成するそうです。

「ロールプレイ」は、対話型AIチャットボットとコミュニケーションをとることで、カフェや空港のようなシーン別シナリオが題材になっているといい、テキストチャットを通じて会話力を育てられるそうです。

<参照>

「Duolingo Max」が日本上陸!GPT-4/GPT-4oを活用した「リリーとビデオ通話」機能が新たに登場!

AI教育の未来を切り拓く「Duolingo Max」を公開

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