HOMEビジネス AI搭載型医療プラットフォームを開発、導入は無料 医療機関の業務負担を軽減【GMOヘルステック】

AI搭載型医療プラットフォームを開発、導入は無料 医療機関の業務負担を軽減【GMOヘルステック】

青木一真

2024/09/27(最終更新日:2024/09/27)


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医療分野におけるデジタル技術の普及と活用促進を目指すGMOヘルステック株式会社が、AI技術を搭載した医療プラットフォームの無料提供を開始しました。

患者向けの同社サービスとも連携させたことで、スムーズな受診が実現するとして医療機関のみならず患者にとっても貢献できるシステムだといいます。

AIの力で医療と患者をサポート

この医療プラットフォームは、2025年4月にリリース予定の「AI搭載電子カルテを中心とする業務効率化ツールが集約されたクリニック向けシステム」に先行して提供を開始したといいます。

「予約」から「受付」・「問診」・「診療」・「決済」までを一元管理できるよう設計されているとのことです。

また、このシステムは、クリニック探しや予約などをサポートする「GMOクリニック・マップ」と、スマートフォン経由での処方箋事前受付を可能にする「薬局24」という患者向けの同社サービスと連携。

医療機関・患者双方にとって「シームレスな診療体験」を提供することを目指しているといいます。

隙間時間で効率的な診察が可能

AIチャートの主な機能としては、「詳細設定が可能な予約管理」「医師側が設問をカスタマイズできるWeb問診」「LINEやSMSによる呼び出し機能」「オンライン診療」「AIアシストを駆使したカルテ記入および紹介状作成」などがあります。

将来的な人材不足が懸念される医療分野の負担軽減につなげようという試みです。

簡単な診察であれば、患者側はオンラインで隙間時間を使って受診を完結させることが可能だと同社。

育児や家事で多忙になりがちな主婦や、仕事で病院への通院時間が確保しにくい働き盛りの世代が医療機関へアクセスしやすくなるともいいます。

<参照>

GMOヘルステック:「無料」で医療プラットフォームを提供開始!

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