株式会社かんぽ生命保険(以下、かんぽ生命保険)とスタートアップ企業である株式会社Trive、AICE株式会社が連携。生成AIをデータ分析に活用するという「共創プロジェクト」の開始を発表しました。
かんぽ生命は、社内人材の育成だけでなく、社外企業とも協力することでデータサイエンス分野の強化を目指しているといいます。
さまざまな課題やその解決策を可視化していくことで「データサイエンスによる新しい価値の提供」を実現しようという試みです。
DX化の効果を最大限に
多くの業種や領域において、DX化の推進が重要視され、金融業も例外ではないといいます。
かんぽ生命が作成・公開する動画によると、2020年度は金融関連企業2,224社の74%が「DX化に着手している」と回答したといいます。
しかし、「DX化に着手している」と答えたという企業1,474社のうち「成果が出ている」と回答した企業は、わずか48%。
同社は、DXの効果を実感していない企業が多数派だと伝えています。
さらに「収集したデータを可視化・分析し、アクションと意思決定を行う」ということが簡単ではないと指摘。
かんぽ生命は、スタートアップ企業と共にAIを活用したデータ分析を行い、「融合の力」で課題解決に取り組むとしています。
社内の人材育成にも注力
また、かんぽ生命ではデータサイエンティスト候補生の採用を行うと同時に、3社が連携した座談会や勉強会を実施。
「社内にいながらベンチャー企業などの超一流のトップランナー」との交流を実現する体制を整え、従業員のスキルアップや、データサイエンティスト育成を目指すといいます。
<参照>
融合の力が生む革新!かんぽ生命×Trive×AICE×の生成AI共創プロジェクトが始動
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