生成AIエンジンを活用した「クイズGPT」に関する特許を、GMOメディア株式会社が取得したと発表しました。その技術は作問したいテーマに合わせてクイズを自動生成。クイズ問題の作成のみならず、小テストなどの作問にも応用できるようです。
従来のAIによるクイズの生成は「自然な文章」に難があり、結局は人手をかけざるを得なかったといいますが、「クイズGPT」は、問題文や答えに対する解説文を正確に生成するそうです。
自然な文章が特徴
「クイズGPT」は、生成AIエンジンが外部記憶データベースを参照。指定されたテーマに沿ったクイズ問題を、1分間につき約5問作ります。
実際にAIが生成したという例を挙げてみます。
問題文:『雲隠』は源氏物語の中で唯一題名だけが残っている巻である。
正解:〇
解説:『雲隠』は源氏物語の中で唯一、題名だけが残っている巻です。本文は伝存しておらず、この巻の内容については多くの補作が試みられています。
「クイズGPT」へ「源氏物語/各帖」をテーマ/キーワードとしてあたえて生成したといいます。
GMOメディアのクイズプラットフォームで活用
この「クイズGPT」は、GMOメディアが運営するクイズプラットフォーム「まいにちクイズボックス byGMO」、小テスト作問ツール「コエテコStudy byGMO」の問題作成に活用されています。
今後「クイズGPT」は外国語での問題作成、各種資格検定の対策講座といった分野などへ利用領域の拡大を見据えているそうです。
<参照>
【特許取得済】生成AIを活用した問題生成技術「クイズGPT」が特許を取得!【GMOメディア】
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