公益財団法人日本英語検定協会が実施する英検(実用英語技能検定)。3級以上からは、マークシート式の筆記セクション、リスニングセクションに加えて、記述式のライティング(英作文)セクションが設けられています。
そのライティングの問題形式をAIが再現して、合格を目指して繰り返し練習できる学習サービスだという「UGUIS.AI」。株式会社EduLabグループの株式会社教育測定研究所が提供するAIプラットフォームです。
AIによる出題だけでなく、採点してフィードバックする機能も設けられているそうです。
ライティング問題を自動生成
2024年度から、ライティングセクションの出題形式がリニューアルされたそうですが、同サービスは新形式に準拠しています。
新たな問題形式だというEメール問題(3級と準2級)と既存の意見論述問題(3級から準1級)に対応し、自然言語処理技術とChatGPTを活用して問題を自動生成するといいます。
従来、自身の解答を模範解答と比べるなどのセルフチェック、または指導者による添削が主だったことを指摘し、学習の質と量の両方を上げることが難しいという課題があったと同社は伝えています。
AIが即時採点
AIが即時で採点・改善するべきポイントをフィードバックする機能が備わっています。
「内容の評価」、「誤りの指摘」、「改善の提案」などが表示され、学習履歴として保持。AIによる自動作問と即時フィードバックを活用して、何度も繰り返し学習することでライティング能力を着実に身につけることを目指します。
UGUIS.AIはPCブラウザ版の他、iOS向けのアプリが公開されています。
<参照>
英検®2024年度問題形式リニューアルに対応、英語ライティング学習サービス「UGUIS.AI Beta版」リリース
【関連記事】
アップロードした動画を翻訳、字幕を付けるAIプラットフォーム「DMM動画翻訳」
株式会社Algomaticが、動画の翻訳・字幕生成を目的とした多言語翻訳サービス「DMM動画翻訳」のサービス提供を開始しました。 これは、アップロードされた動画に最短数分で字幕をつけ、さら...
インバウンド対応もできる案内誘導ロボット! 東京スカイツリーとKDDIが実証実験開始
ファミリーレストランの配膳など、街中でロボットが働き手となり稼働する様子を見る機会が多くなっていませんか? 東武タワースカイツリー株式会社とKDDI株式会社は、8月19日~9月25日までの...
2023年に実施したTOEIC 平均スコアを公開 日本の受験者は……? 9月には公式教材アプリが登場
英語力を、4つの技能から評価する世界共通のテスト、TOEIC Program。そのテストスコアは、日本の企業や団体においても就職や転職で「英語力」の指標として、または昇進・昇格の要件として重要視...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう