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社会に出る前から「転職を視野に」する人は6割超 学情が調査結果を発表

佐々木 佳

2024/09/26(最終更新日:2024/09/26)


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20代専門転職サイト「Re就活」を運営する株式会社学情が、20代の仕事観や働く意識を明らかにするため、「転職意向」に関してアンケート調査を行いました。

その結果、社会に出る前から「転職を視野に入れている」という人が6割超に上ったそうです。

主体的なキャリア形成を望む傾向に?

この調査は、同社が運営する「Re就活」とWebメディア「20代の働き方研究所」のサイトを訪問した、315人の20代の就職・転職希望者を対象に転職意向に行いました。

その結果、「社会人になる前から、転職を視野に入れていた」との回答が64.7%に上ったといいます。

新卒での就職を「ファーストキャリア」と表現し、転職を通じてキャリアを形成していきたいと考える人が少なくない昨今。終身雇用を前提としない、主体的なキャリア形成を望む人がいることを表しているようです。

実際の転職にはためらいも

一方、実際に転職活動を考え始めると、迷いやためらいを感じる人も少なくないようです。

「転職活動をするにあたって、転職すべきか迷うことがあった」と回答した20代が68.8%に上りました。

その理由は、「転職するにもアピールできるスキルや経験がないと思ったから」が56.3%でした。次いで、「早期離職は社会的なイメージが悪いと思ったから(51.4%)」「一般的に『とりあえず3年以上働いてから』と言われているから(40.4%)」と続きます。

転職を迷う20代は、自分のスキルや経験への不安を感じるとともに、新卒で入社した企業で一定期間働くことが必要だという考えが強いようです。

調査概要

調査期間:8月1日~8月16日
調査機関:株式会社学情
調査対象: 20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:315件
調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第2位を四捨五入し小数点第1位までを表記しているため、択一式回答の合計が100%にならない場合があります。

<参照>

20代の6割超が、社会人になる前から転職を視野に

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