HOMEビジネス カーシェア車両を利用したライドシェアサービスの試験運用がスタート 国内初、パーク24とUberが協働で実施

カーシェア車両を利用したライドシェアサービスの試験運用がスタート 国内初、パーク24とUberが協働で実施

佐々木 佳

2024/09/13(最終更新日:2024/09/13)


このエントリーをはてなブックマークに追加

駐車場やレンタカー、カーシェアリングなどを運営するパーク24株式会社(以下、パーク24)は、Uber Japan株式会社(以下、Uber)と協働し、カーシェアリングサービス「タイムズカー」の車両を活用したライドシェアサービスの試験運用を始めました。

カーシェア車両によるライドシェアサービスの展開は、日本初ということです。 

カーシェア車両でライドシェアを可能に

試験運用は9月4日から、東京都千代田区のタイムズステーション・イトシアを拠点に始まりました。

パーク24のグループ会社、タイムズモビリティ株式会社のカーシェアリングサービス「タイムズカー」の2台をUberのライドシェア車両として使用します。Uberのパートナーであるタクシー事業者、ロイヤルリムジン株式会社がドライバーの管理を行います。

営業区域は東京23区・武蔵野市・三鷹市で、期間は11月30日までです。

試験運用で使用できるカーシェア車両

実用化でドライバー不足の解消目指す

タクシードライバーの不足やインバウンド需要の高まりなどを背景に、日本でも4月、自家用車活用事業としてのライドシェアが限定解禁されました。都市部では国が定める全国12区域で、一般ドライバーがタクシー事業者の管理の下でサービスを展開しています。

一方、パーク24によると、ドライバーの確保は思うように進んでいないようです。背景として、働きたくても車を所有していないことや、所有していても使える時間に制限があること、所有する車が条件に合わないことなどがあるといいます。

今後は運用上の課題を洗い出すなどして、本格的な実用化を目指すそうです。ドライバー不足の解消によるライドシェアの拡大につながるかが注目されます。

<参照>

【日本初】 カーシェア車両を活用したライドシェアの試験運用を タイムズカーと Uber で実施!

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード