2019年4月1日から順次施行されている「働き方改革関連法」。2024年4月1日からは運送・物流、建設業および医療(勤務医)などにも時間外労働の制限が適用され、とくに物流・運送業をめぐる労働力不足が問題視されています。
こうした状況を改善すべく、関係各社がさまざまな取り組みを進めています。今回は、U-NOTEで配信した記事のなかから4つの取り組みを紹介します。
普通免許で乗れる小型トラック
いすゞ、国内唯一の普通免許で乗れる小型トラック「エルフミオ」発売 ドライバー不足解消への突破口となるか
慢性的なドライバー不足が深刻化するなか、いすゞ自動車株式会社は普通免許でも運転できる小型トラックの開発を推進。ディーゼルエンジン搭載で車両総重量3.5トン未満、AT限定免許で運転できる新型の小型トラック「ELFmio」(以下、エフルミオ)を7月30日に発売しました。
エルフミオには、ドライバーが運転しやすいような配慮が各所にちりばめられています。詳しくは記事で紹介します。
アマゾンが追加投資
アマゾンジャパン、ラストワンマイル配送に250億円超の追加投資 ドライバー・顧客の利便性向上へ
アマゾンジャパン合同会社(以下、アマゾンジャパン)は8月7日、ラストワンマイル配送とドライバーの働き方に関わる施策の拡大を目的として、さらに250億円以上の投資をすると発表しました。
この追加投資によりどのような効果が期待されるのでしょうか? 記事では投資する分野など詳細を紹介しています。
スマート置き配って?
物流の“2024年問題”解決に貢献!? 配達員がオートロック解錠して配達する「スマート置き配」とは
建物管理を行う株式会社ハウスセゾンエンタープライズが、AI・IoTを活用した不動産管理ソリューションを展開する株式会社ライナフと業務提携契約を締結。
宅配トラブルを減らすほか、物流の2024年問題やSDGsにも貢献するとされている「スマート置き配」の導入を進めることとなりました。
具体的にどんなサービスなのか、記事中で紹介しています。
佐川が置き配に対応
佐川急便 9月から荷受人要望による「置き配」に対応 再配達削減に向けた取り組み
荷物の受け取り方法の1つとして一般化してきた「置き配」。
宅配業者大手、佐川急便株式会社が荷受人からの「置き配」対応を9月2日から始めました。スマートクラブと佐川急便のLINE公式アカウントを連携すると、LINEから手軽に配達方法を選択できるそうです。
【関連記事】
2024年上半期「人手不足倒産」が過去最多を大幅に上回る 2024年問題で建設業・物流業が顕著【帝国データバンク調べ】
少子高齢化が進む現代の日本は、企業の人手不足が深刻な問題となっています。 株式会社帝国データバンク(以下、TDB)は、2024年上半期における「人手不足倒産」の発生状況について調査・分析し...
人だけではなく、荷物も運びます。東海道新幹線での新たな輸送サービス 将来は即日で全国に
東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)とジェイアール東海物流株式会社は、東京駅~新大阪駅間において「こだま号」にある業務用室を活用して荷物を運ぶ、法人向けの即日荷物輸送サービスを提供することを発...
4月施行が迫る「2024年問題」、なぜ起こる? およそ6割の企業に波及【帝国データバンク調査】
2023年12月に株式会社帝国データバンクは、「2024年問題」に対する企業の見解について調査を行いました。 2019年4月1日から順次施行されている「働き方改革関連法」。すでに多くの業種...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう