HOMEライフスタイル “苦くないエスプレッソ”を伊藤園が発売へ 「産地」「シーン」を分かりやすくした簡易ドリップコーヒーも

“苦くないエスプレッソ”を伊藤園が発売へ 「産地」「シーン」を分かりやすくした簡易ドリップコーヒーも

前地美優

2024/09/05(最終更新日:2024/09/05)


このエントリーをはてなブックマークに追加

株式会社伊藤園(以下、伊藤園)は9月4日、「ペットボトル製品」が堅調であることや、苦みではなく「香り・味わい」を好む若年層のコーヒー飲料水の好みの傾向から、“香りを楽しめる苦くないエスプレッソ”が特長だという「TULLY’S COFFEE AROMA ESPRESSO(クリアブラック・カフェラテ・ノンシュガーラテ)」の3種を9月9日に販売することを発表。

商品の新CMには、「TULLY’S COFFEE」の新ブランドアンバサダーに就任した俳優の新木優子さんが出演します。

産地で金賞を取ったコーヒーも発売

これに加え、「産地を意識して購入する」というニーズに対して「産地」「シーン」を分かりやすくしたパッケージに変更した簡易ドリップコーヒー「TULLY'S COFFEE BARISTA'S ROAST(マスターブレンド・コロンビア・キリマンジャロ・ブラジル)」の4種も同日に販売。

9月11日からは、子会社であるタリーズコーヒージャパン株式会社(以下、タリーズコーヒー)が主催している「グァテマラ カッピングコンテスト」で金賞を受賞したコーヒー「2024 グァテマラカッピングコンテスト金賞ビーンズ」も順次発売します。

さらに、10月7日発売予定の「キリマンジャロ」では、タリーズコーヒーがタンザニアタリメ地区で作った特別な新豆を使用しているそうです。

グァテマラ カッピングコンテストとは?

タリーズコーヒージャパン株式会社の担当者は、コーヒーの生産者のモチベーションを高める機会として、毎年産地を訪れているそうです。

グァテマラ カッピングコンテストもその取り組みの1つ。現地の輸出業者と協力し、コーヒーの品質や風味を評価する手法であるカッピングの審査を行い、金賞に選ばれた農協のコーヒーをタリーズコーヒーの店頭で販売しているそうです。

同社は、この取り組みで「そこに関わる人」を大切にしているといい、生産者の自信と良いコーヒーをつくるモチベーションへつなげることが目的だとしています。

【関連記事】


hatenaはてブ