HOMEライフスタイル 台本印刷のプロが製本した再生紙ノート アニメ制作現場の「もったいない」から生まれた2商品が先行販売開始

台本印刷のプロが製本した再生紙ノート アニメ制作現場の「もったいない」から生まれた2商品が先行販売開始

丘田麻美子

2024/08/21(最終更新日:2024/08/21)


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紙を使ったアニメの制作現場では、絵コンテや台本など多くの紙が使われ、廃棄されているといいます。

株式会社バリュープラスは、アニメ制作会社と製紙会社、印刷会社と連携し、廃棄される紙を再生紙ノートとしてよみがえらせるプロジェクトを始動。

クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売を開始しました。

捨てられる紙に新たな価値を

デジタル化が進むアニメ制作の現場ですが、紙に描くことの利点もあることから、現在でも「紙」を使った制作が行われているそうです。

しかし、制作過程で使われた多くの紙は、廃棄されることが多かったといいます。

捨ててしまうのはもったいないが、さまざまな事情から残しておくこともできない。それならば、「廃棄されてしまう紙を生まれ変わらせて、もう一使えるアイテムにしたい!」と考えた同社。

そうして立ち上がったのが、廃棄される紙をペーパーアイテム生まれ変わらせる今回のプロジェクトです。

ファンの想像力をくすぐる商品

廃棄予定の紙を提供したのは、『東京ミュウミュウ にゅ~♡』や『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』を手掛けた株式会社ゆめ太カンパニー。

提供された紙は、環境に配慮した再生紙の製造にこだわる山陽製紙株式会社で再生紙へと生まれ変わります。そして、アニメやドラマの制作現場で使われる台本をメインに印刷・製本する株式会社三交社が製本を担当。

こうして、アニメ制作現場での使用感をそのまま残した「Archivist 台本風ノート」と、誰でも気軽に手に取りやすいB6サイズのノート「Archivist B6ノート」として生まれ変わるのだといいます。

製品情報

Makuake商品の詳細ページはこちら
販売期間:8月21日(水)11:05~11月17日(日)22:00

<参照>
アニメ制作現場から廃棄される紙をもう一度使いたい! 「もったいない」から生まれた再生紙ノート 8/21(水) 午前11:05より「Makuake」で先行発売開始

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