紙を使ったアニメの制作現場では、絵コンテや台本など多くの紙が使われ、廃棄されているといいます。
株式会社バリュープラスは、アニメ制作会社と製紙会社、印刷会社と連携し、廃棄される紙を再生紙ノートとしてよみがえらせるプロジェクトを始動。
クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行販売を開始しました。
捨てられる紙に新たな価値を
デジタル化が進むアニメ制作の現場ですが、紙に描くことの利点もあることから、現在でも「紙」を使った制作が行われているそうです。
しかし、制作過程で使われた多くの紙は、廃棄されることが多かったといいます。
捨ててしまうのはもったいないが、さまざまな事情から残しておくこともできない。それならば、「廃棄されてしまう紙を生まれ変わらせて、もう一使えるアイテムにしたい!」と考えた同社。
そうして立ち上がったのが、廃棄される紙をペーパーアイテム生まれ変わらせる今回のプロジェクトです。
ファンの想像力をくすぐる商品
廃棄予定の紙を提供したのは、『東京ミュウミュウ にゅ~♡』や『デジモンアドベンチャー02 THE BEGINNING』を手掛けた株式会社ゆめ太カンパニー。
提供された紙は、環境に配慮した再生紙の製造にこだわる山陽製紙株式会社で再生紙へと生まれ変わります。そして、アニメやドラマの制作現場で使われる台本をメインに印刷・製本する株式会社三交社が製本を担当。
こうして、アニメ制作現場での使用感をそのまま残した「Archivist 台本風ノート」と、誰でも気軽に手に取りやすいB6サイズのノート「Archivist B6ノート」として生まれ変わるのだといいます。
製品情報
Makuake商品の詳細ページはこちら
販売期間:8月21日(水)11:05~11月17日(日)22:00
<参照>
アニメ制作現場から廃棄される紙をもう一度使いたい! 「もったいない」から生まれた再生紙ノート 8/21(水) 午前11:05より「Makuake」で先行発売開始
【関連記事】
劇団四季とアーバンリサーチ「アップサイクルプロジェクト」を開催! リメイクウエアやテキスタイルフラワーを販売
劇団四季と株式会社アーバンリサーチ(以下、アーバンリサーチ)は、劇団四季の倉庫に「眠っていた」という舞台衣裳用の布や装飾素材を活用した「アップサイクルプロジェクト」を実施しています。 その...
カルビー・コエドブルワリーが共同開発、オーツ麦をアップサイクルしたビール「飲んでミーノ」が誕生ーースナック菓子「miino」のお供に
カルビー株式会社(以下、カルビー)と株式会社協同商事コエドブルワリー(以下、コエドブルワリー)は、オーツ麦をアップサイクルしたビール「飲んでミーノ(Mellow IPA)」の数量限定販売を開始し...
東急不動産が“祝い花”を活用したアップサイクルプロジェクト「祝い巡り花」を開始 「ハラカド」「Forestgate Daikanyama」で販売
東急不動産は、広域渋谷圏の施設に贈られた祝い花をアップサイクルし、ドライフラワーとして販売するプロジェクト「祝い巡り花」を8月3日(土)に開始しました。 ドライフラワーは「Forestga...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう