あっという間にお盆休みも終盤。旅行や帰省でおいしい食事を楽しんだ人も多いことでしょう。
食生活は毎日行われるものだからこそ、より良いものにしていきたいですよね。
この記事では、食に関する企業の取組み記事を4つを紹介します。
2050年の日本の食卓を予測
物価高騰が続き、生活費が家計を圧迫しているという人が増えています。日本の食料生産をめぐる問題と物価上昇には関連性があることを踏まえて、農政の憲法とも称される「食料・農業・農村基本法」を約25年ぶりに政府が改正しました。
三菱グループのシンクタンクである株式会社三菱総合研究所が、日本の食料生産・農業をめぐって、2050年の「日本の食卓」を予測。日本の農業生産の目指すべき状態と、その実現のための方策を提言として公開しました。
情勢不安に物価高……2050年、私たちの「食卓」はどうなる? 三菱総研が示す食料安全保障の長期ビジョンとは
食品ロスをシェアで解決
世界的に解決すべき問題とされている食品ロス。東京都では、2030年までに食品ロス量を2000年度の約76万トンから半減させる目標を掲げています。
飲食店で廃棄されてしまう食品を少しお得な価格で「レスキュー」できるフードシェアアプリ国内最大級の食品ロス削減サービス「TABETE」を運営する株式会社コークッキング取締役COO・篠田沙織さんに、「TABETE」や食品ロスについてお聞きしたインタビュー記事になります。
食品ロス解消のヒントは「レスキュー」の意識! フードシェアアプリ「TABETE」COO・篠田沙織さんが語るフードシェアアプリの今後の課題【インタビュー前編】
食品リサイクルループが実現
外食チェーン店を経営するワタミ株式会社では、食べきりや食べ残しの持ち帰りだけでなく、食品廃棄物を次の商材に活用する取り組みも行っています。
一部の外食店舗で食品廃棄物を、採卵鶏の飼料へとアップサイクルする食品リサイクルループをワタミ株式会社が構築。
その鶏卵を「Reエッグ」と名付け、一部店舗の既存メニューのオムレツやチャーハンなどの商材とするといいます。
アップサイクル飼料から‟産まれた”鶏卵「Reエッグ」 食品リサイクルループをワタミが構築
がん患者の「これなら食べられる!」をシェアするアプリがリリース
医療に関する情報サービスを提供している株式会社Ribbons Baseが、がん患者の食体験を支え合うアプリ「リボンズ フード」を8月6日にリリースしました。
同社によると、抗がん薬治療中では吐き気や嘔吐をはじめ、口内炎や味覚障害、便秘や不安感などの食欲を低下させる要因が重なることで、食生活の質が大きく低下するといいます。
リボンズフードは、作り方ではなく“食べやすい食材”に特化した情報を共有し合うことで、本来の楽しい食事を取り戻すことにフォーカスしたアプリ。
「これなら食べられた」というリアルな情報を共有することで、がん治療による副作用で「食べられない」悩みを抱えている人同士が支え合う環境を提供してくれるそうです。
がん患者の“食体験”を支えるアプリ登場ーー「これなら食べられた」の声を共有して広げる支え合いの輪
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