HOMEライフスタイル “自宅用セキュリティールーム”の作業環境とは? 通勤0分のブースをショールームで体験

“自宅用セキュリティールーム”の作業環境とは? 通勤0分のブースをショールームで体験

会田香菜子

2024/08/20(最終更新日:2024/08/20)


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株式会社ユニファ・テック(以下、ユニファ・テック)は、自宅用セキュリティールーム「セキュアブース」を体験できるショールーム(東京都港区)をオープンしました。

高度なセキュリティー基準に準拠した環境

IT需要の拡大や労働人口の減少などにより、IT人材不足が深刻化しているといいます。

経済産業省が2016年に公開した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」によると、今後IT人材の減少は加速していき、2030年には推計約79万人の人材不足が生じる見込みとなっています。

こうした現状を踏まえて、ユニファ・テックは自宅用セキュリティールーム「セキュアブース」を開発しました。

そもそも、セキュリティー上のリスクからシステム運用者は出社前提となっている企業が多くあります。

しかし、障害発生時の緊急対応や夜間のパッチ管理など、イレギュラーな対応が必要なシステム運用者にとって自宅からのリモートで業務遂行できることはメリットだといえるでしょう。

「セキュアブース」では、自宅でも効率的かつ安全なリモートワークが行えるよう、物理セキュリティー対策はもちろん、高度なセキュリティー基準によるネットワーク構築が可能とのこと。

ブースは、インターネットを介さない閉域網によりセキュリティーが担保されているといいます。シンクラ端末を使用し、ローカルへのデータ保管がないため情報漏洩やデータ消失などのリスクを軽減することができそうです。

金融機関向けセキュリティー対応としては、IoTセンシングを搭載し、PCI DSS(※1)やFISC(※2)準拠相当の環境だともいいます。

※1 Payment Card Industry Data Security Standardのこと。クレジットカード会員の情報保護を目的に定められた情報セキュリティ基準です。

※2 公益財団法人 金融情報システムセンターのこと。『金融機関等コンピュータシステムの安全対策基準』をはじめとする各種ガイドライン・調査レポートなどを発行しています。

また、カードキー/スマートロックにより、入退室を管理することで第三者による不正アクセスも防止。

さらにブースのそばに人が立つと検知するシステムが作動するので、リモート会議中などの通話を立ち聞きされるリスクも軽減されるそうです。

IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果|経済産業省

低コスト・省スペースを実現

とはいえ、高セキュリティーのブース設置は、場所も費用負担も大きいのでは? という懸念があると思います。

ユニファ・テックは、そうした課題にも着目。独自技術により、セキュリティールームの要件であるサイバーセキュリティー(端末・ネットワーク)と物理セキュリティーを満たし、安価で提供できるよう開発に取り組んできたそうです。

その結果、横幅1,070mm×奥行き850mm×高さ1,700mmという自宅用セキュリティーブースとしては世界最小(2024年4月同社調べ)のサイズを実現。通常のセキュリティールーム設置より安価で工事不要、AC100ボルトコンセント1口ですぐに使用可能なブースを作り上げました。

ショールームでは、実際にそのサイズ感や最新セキュリティー技術を体験することができます。見学には専用ページよりWeb予約が必要です。

また、現地ではスタッフによる説明を受けることも可能とのこと。より具体的な説明を希望する際には、予約時に公式サイトのフォームより問い合わせておくと、対応してくれるそうです。

ユニファ・テック ショールーム見学予約ページは、こちら

<参照>
【世界初・世界最小】通勤時間0分を実現!自宅用セキュリティルームを体験できるショールーム7月31日新登場

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