HOMEライフスタイル ユーズド品をめぐる意識は世代で異なる? サステナビリティーをテーマにしたメルカリの調査結果では……

ユーズド品をめぐる意識は世代で異なる? サステナビリティーをテーマにしたメルカリの調査結果では……

青木一真

2024/08/21(最終更新日:2024/08/21)


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メルカリ総合研究所は、全国の男女3,000人を対象に「2024年度サステナビリティ関連の意識・行動変容に関する調査」を実施。5回目になるという今回の調査は、「リユースの日」に合わせて、中古品に関する意識や購買行動をテーマとしています。

メルカリ総合研究所は、フリマアプリが社会や消費行動に与える影響や2次流通市場の可能性について調査・研究を行うために、株式会社メルカリが2019年に設立した組織です。

商品選びの基準

新品・中古品に限らず、消費に関する価値観を調べています。「長持ちする商品を購入する」が83.3%でトップ。次いで、「お得に購入できる情報を収集・比較してから購入する(74.7%)」「口コミを調べてから購入する(68.6%)」という回答が並びました。

また、Z世代に絞ってみると、「口コミを調べてから購入する」が78.7%と最も多い結果でした。「長持ちする商品を購入する(77.8%)」「お得に購入できる情報を収集・比較してから購入する(74.2%)」の比率も高く、口コミを筆頭とした情報を元に商品を選ぶ傾向が強いようです。

中古品の購入に関する意識

次に、「中古品の購入や使用」については、55.7%の人が「少なからず抵抗を感じる」と回答しており、これは2023年とほぼ横ばいの結果です。一方で、「好きなアパレルブランドやメーカーの中古品購入」について問うと、一変して、66.7%の人が「購入意欲あり」と回答しました。

また、「直近1年間における中古品の購入経験の有無」では、全体の56.8%と比較して、Z世代のみだと71.1%と大きく上昇しました。このことから、Z世代を中心にリユースへの関心が高まりつつあるという見方ができるかもしれません。

調査概要

調査時期:5月8日~9日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国の15〜69歳男女3,000人
※グラフ内の数値は小数点第二位以下四捨五入

<参照>

2024年度「サステナビリティ関連の意識・行動変容」に関する調査

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