フリマアプリ「メルカリ」のキャッシュレス決済サービス「メルペイ」と、資産管理プラットフォーム「マネーフォワード ME」が連携を開始しました。
支払い履歴を家計簿アプリで管理する人も少なくないと思いますが、「メルペイ」では、これまでに「メルカリ」での購入履歴や利用履歴の確認機能を強化してきたといいます。
今回は外部アプリである「マネーフォワード ME」との機能連携の実施に至りましたが、その背景にはユーザーの利用履歴機能に対するニーズがあるようです。
メルペイ、メルカードの利用状況を「見える化」
銀行口座やクレジットカードの残高を「見える化」し、さらに日々の出費をカテゴリー別に自動分類してくれる機能を持つという「マネーフォワード ME」。「メルペイ」と連携することで、同決済サービスの利用を自動的に反映するようになりました。
「メルペイ」「メルカード」の残高や支払い履歴を含めた利用状況を「マネーフォワード ME」のアプリ上で確認することができ、さらにその利用明細から家計簿を作成してくれる機能も備わっているそうです。
利用明細に対するユーザーの声
こうした機能強化に至る背景には、利用履歴を家計簿代わりにする人の存在が見て取れます。
「メルカード」の利用者433人を対象にしたアンケートによると、51.7%の人が利用する理由に「メルカリアプリで利用明細を確認できる」という答えを挙げており、アプリ内の支払い履歴に対する強いニーズが窺えます。
「メルペイ」と「マネーフォワード ME」との機能連携は8月5日から開始されていますが、それを記念して同日から8月18日まで先着先着1万5,000名を対象にした200円分メルカリポイントの付与も実施しているそうです。
<参照>
メルペイ、家計簿・資産管理サービス「マネーフォワード ME」との連携を開始
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