HOMEビジネス “幹部候補採用”に魅力を感じる若手層が増えている? 20代を対象とした「キャリア採用」が多様化【株式会社学情調べ】

“幹部候補採用”に魅力を感じる若手層が増えている? 20代を対象とした「キャリア採用」が多様化【株式会社学情調べ】

Kotaro Kawanami

2024/08/19(最終更新日:2024/08/19)


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転職を希望する働き手が増加しているという昨今、企業側もキャリア(経験者)採用枠を拡大し、工夫を凝らした募集を行っているようです。

転職サイト「Re就活」などを運営する株式会社学情が、20代の社会人を対象に「魅力を感じる募集形式」についてのアンケート調査を実施。キャリア採用募集のトレンドが明らかになりました。

多様化している募集形式

この調査を行った株式会社学情によると、近年は「10月1日入社」、「4月1日入社」など、入社時期を明確にした募集や、「第二新卒採用」、「ポテンシャル採用」といった若手をターゲットとした募集が増加傾向にあるそうです。

多様化する募集形式をめぐっては、いずれも回答者の半数以上が「魅力を感じる」としていることがわかりました。

“幹部候補採用”の魅力

そんななか、「幹部候補採用」など幹部候補として育成するキャリアプランを提示した募集が、若者の興味をひきつつあるといいます。

こういった募集に「魅力を感じる」と回答した人は19.8%にのぼり、「どちらかと言えば魅力を感じる」(24.4%)と合わせると4割以上が好感を抱いているとの結果を示しています。

「自身が目指すべき指標、プランが明確になりやすい」「将来、会社の幹部として働くことに魅力を感じる」などの声が、その理由として挙がったとのことです。

調査概要

調査期間:7月12日(金)~7月28日(日)
調査機関:株式会社学情
調査対象: 20代社会人(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
有効回答数:495件
調査方法:Web上でのアンケート調査

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。

<参照>

「第二新卒採用」「ポテンシャル採用」など、20代がターゲットであることを明確にした募集は「魅力を感じる」と回答した20代が約9割。「採用対象になるかがわかりやすい」の声

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