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アマゾンジャパン、ラストワンマイル配送に250億円超の追加投資 ドライバー・顧客の利便性向上へ

川上雅結

2024/08/19(最終更新日:2024/08/19)


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アマゾンジャパン合同会社(以下、アマゾンジャパン)は8月7日、ラストワンマイル配送とドライバーの働き方に関わる施策の拡大を目的として、さらに250億円以上の投資をすると発表しました。

同社は、例年、数千万億以上の投資を続けてきたそうですが、この度の追加投資により、さらなるラストワンマイル配送ネットワークの構築強化を目指すそうです。

ラストワンマイル配送とは?

ラストワンマイル配送とは、最終拠点からエンドユーザーへの物流サービスのことをいいます。顧客に商品を届ける物流の最後の区間という意味合いで、この言葉がよく使われているそうです。

アマゾンジャパンでは、顧客から注文された商品をフルフィルメントセンターと呼ばれる倉庫から配送拠点に集約し、周辺地域の顧客の玄関先まで届けています。

同社は2023年に11の配送拠点を新設し、現在、全国50カ所以上の拠点を設けています。

注力する4つの重点分野

ラストワンマイル配送への追加投資は、インフラの拡大を加速させ、再配達を削減し、ドライバーの働き方を向上させるといいます。

2024年は、4つの重点分野に対して投資。新たな施策にも取り組んでいくそうです。

1つ目は、配送拠点となるデリバリーステーションやその他の配送インフラのさらなる増設による配送ネットワークの拡大。

次にドライバーのウェルビーイング向上と安全対策として、ドライバーへの安全プログラムへの投資を継続し、新たな安全対策やトレーニングプログラムを導入予定とのこと。

7~9月には、ドライバーの水分補給のため、全国のセブンイレブンで使える無料ドリンククーポンの提供も行っているそうです。

Amazon Key・Amazon Hubデリバリープログラムをさらに拡大

3つ目には再配達の削減強化を目的としたオートロックのマンションでも「置き配」が可能になるという「Amazon Key」の地域拡大。

最後に、地域に根ざす地域の中小企業や店舗がスキマ時間にAmazonの商品を配達し副収入を得ることができるプログラム「Amazon Hubデリバリープログラム」のさらなる拡大を行っていくそうです。

<参照>

Amazon、2024年の日本のラストワンマイル配送に250億円以上を追加投資 物流・配送ネットワークの構築には毎年数千億円以上を投資 アマゾンジャパン合同会社

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