シャープの事業化支援や最大200万円の賞金も　新規事業創出を目的とした「SHARP共創PROGRAM」を開始

2024/08/14（最終更新日：2024/08/14）

シャープ株式会社（以下、シャープ）は、社外との共創による新規事業創出を目的とした「SHARP共創PROGRAM」をスタートしました。

“Game Changer”を目指す取り組み

シャープはこれまで、「創意と誠意」の経営信念のもと、さまざまな日本初・世界初の特徴技術・特徴商品を創出してきたといいます。

同社に受け継がれる創業者の「まねされる商品をつくれ」という精神に基づき、社会に変革をもたらすイノベーションの創出を目指すべく掲げた言葉だという“Game Changer”の実現を目的としたプログラムです。

この第1弾として、8月6日から、企業間の共創を支援する“総合イノベーションカンパニー”だというReGACY Innovation Group株式会社の協力のもと、スタートアップ企業やクリエイターを対象とした事業アイデアやビジョンの募集を開始しました。

スタートアップ企業など社外の人々の豊かな発想やスピード感と同社のリソースを融合させた新規事業の創出を目指すもので、「Business Creation」と「Vision Creation」の2つの部門でアイデアを募集するそうです。

創出した新しい製品やソリューション・ビジネスモデルにより、事業環境や市場、人々の暮らしや働き方などさまざまな分野での変化をもたらしていきたいとのこと。

「Business Creation」は、スタートアップ企業など法人格を有する組織や教育・研究機関などを対象にした部門。

募集テーマには、オフィスのドキュメント管理やウェアラブルカメラ映像の活用などシャープが今後、重点領域として目指す領域の事業提案を募集。

優れた提案をした組織とはシャープのアセットを活用し、共同で事業化を目指します。

「Vision Creation」は、社会で実現したい夢を持つクリエイターやデザイナーに加え、学生や一般人らも対象に、クリエイティブな新規事業アイデアやビジョンを募集。

受賞作品には、最大200万円の賞金を贈ります。将来、同社が取り組むべき事業を探ることが目的で、商品化も検討されるとのこと。

ビジネスとビジョンの2つの観点からアイデア募集をおこなうことで、幅広い新規事業創出を狙います。

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