都心からのアクセスにも恵まれ、徳川家康を祀る日光東照宮をはじめ、日光山輪王寺、日光二荒山神社といった世界遺産に登録された社寺を誇る栃木県日光市。
「日光市サイクルタウン」構想を日光市観光協会が掲げているといい、自転車愛好家から注目を集めているそうです。
その一環として、東武鉄道株式会社とスタートアップ企業であるPathfinder株式会社が連携。2024年3月から「NIKKO カタレン」と名付けた日光と東京を「片道でつなぐ」レンタカーサービスを行っています。
栃木県|日光市サイクルタウン推進事業
「NIKKOカタレン」とは?
東武鉄道と片道レンタカーをそれぞれ利用して、日光の旅をさらに便利にすることを目指したというサービス。東京からの料金は12時間利用で、6,600円(税込)です。
最大の特徴は、東京(北千住駅)と日光(下今市駅)間を、追加料金なくレンタカーを「乗り捨て」利用できること。
「日光市サイクルタウン」構想に呼応してスタートしたといい、サイクルキャリアを備えた車両を用いて、サイクリストに向けて展開しています。観光客からの要望の高まりを受けて、2024年7月から利用者層を拡大しようという取り組みを行っているようです。
東武鉄道が運行していない深夜・早朝の移動や、日光への往路を車で移動、現地でお酒を楽しみ、帰路は鉄道で移動することなどを想定しているそうです。また、日光エリア内でのカーシェアサービスとしても利用可能です。
カタレンは他地域でも
カタレンは、この日光エリアでのサービス以外にも成田空港や、茨城県鹿嶋市、大阪・名古屋へ向けた片道レンタカーサービスを実施(起点となるエリアは、それぞれのサービスにより異なります)。
運営事業者であるPathfinder株式会社によると、このサービスは、回送車両やレンタカーの上り片道利用ユーザーと下り片道利用ユーザーをマッチングさせる「片道乗り捨て専用レンタカーのマッチングプラットフォーム」を活用しているそうです。
カタレンWebサイトはこちらから
<参照>
東京ー日光間片道レンタカー「NIKKOカタレン」7月25日から一般観光客向けHPリニューアル
日光のサイクリングを気軽に楽しむサイクルキャリア付き片道レンタカー3月11日から「NIKKOカタレン」予約受付開始!!
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