HOMEライフスタイル Z世代は「合計特殊出生率低下」をどう感じている? 若年層の経済的負担を心配する声多数【株式会社サンマリエ調べ】

Z世代は「合計特殊出生率低下」をどう感じている? 若年層の経済的負担を心配する声多数【株式会社サンマリエ調べ】

Kotaro Kawanami

2024/07/29(最終更新日:2024/07/29)


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株式会社サンマリエが運営する結婚相談所「サンマリエ」は、都内在住のZ世代(20~26歳)の男女105人を対象に、「理想の結婚」に関するアンケート調査を実施しました。

この調査に応じた人は、「2023年度の出生数結果が、合計特殊出生率1.20(東京は0.99)ということを知っている」と回答しています。

合計特殊出生率とは、15〜49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に生むとしたときの平均子ども数に相当します。

約8割が合計特殊出生率低下を「心配」

「合計特殊出生率が低下していることに関して、どのように感じていますか」とたずねる質問には、32.3%が「非常に心配」、48.6%が「やや心配」と回答。8割以上が「心配」しているという結果になりました。

その理由としては「若年層の経済的負担が増すから」が64.7%で最多。「少子高齢化がさらに加速するから(52.9%)」、「医療や介護の負担が増すから(48.2%)」が続きました。

結婚を意識する若者の約7割が「子どもを持ちたい」

「理想の結婚年齢についてどのように考えていますか」と問う質問では、「25歳以上~30歳未満」が57.1%で最も多く、10.5%が「結婚したくない」と回答したとのこと。

また「結婚したくない」以外を回答した人に「結婚後、子どもを持ちたいと思いますか」とたずねたところ、67.0%が「はい」、14.9%が「いいえ」と答えたそうです。

子どもを持ちたい理由としては「子どもが好きだから」(38.1%)、「両親に孫を見せたいから」(38.1%)などが上位を占めました。

調査概要

調査名称:Z世代の理想の結婚に関する意識調査

調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査

調査期間:2024年7月8日(月)〜9日(火)

有効回答:「2023年度の出生数結果が、合計特殊出生率1.20(東京は0.99)ということを知っている」と回答した、都内在住のZ世代(20〜26歳)の男女105人

調査主体:株式会社サンマリエ(URL:https://www.sunmarie.co.jp/

<参照>

【出生率低下に対するZ世代の見解は?】都内在住のZ世代、8割以上が「出生率低下」を懸念結婚を意識している約7割が、将来「子どもを持ちたい」意向

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