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リアルタイムに岩手・盛岡の観光情報をAIが提案 JR東やNTTグループらによる実証実験を実施中

青木一真

2024/07/24(最終更新日:2024/07/24)


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東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)、NTTコムウェア株式会社、NTTコミュニケーションズ株式会社、株式会社ビーマップは、AIを活用し地域の魅力的なスポットを推薦・紹介するというアプリ「もりおかめくり(R)」を提供。

このアプリは、JR東日本が主催する「WaaS共創コンソーシアム」による取り組みの一環として運用され、観光客の行動変容を促す実証実験を盛岡(岩手県)で実施しています。

AIによる旅体験の提案

「もりおかめくり」は、盛岡での充実した旅体験の提供を目的とした観光ナビサイトです。観光客の状況や価値観にもとづいて、「観光客が共感する・憧れる人から発信された旅行記」「おすすめ観光スポット」などをAIが提案します。

2024年2月には、第1弾となる実証実験を実施。約1.7万人が利用が確認したといい、AIを活用した旅体験の提案が「盛岡への来訪機会創出」に効果があるとの見込みが出ているそうです。

実証実験第2弾の実施

7月19日(金)からは、第2弾となる実証実験を開始しました。前回から、さらに踏み込んだステップとして、「回遊率の向上」や「地域ファンの創出」を目標として「未来の旅行動を予測したプッシュ通知」や、「よりリアルタイムに観光客に合わせた情報提供」に力を入れた実証実験を行っているといいます。

JR東日本盛岡支社の社員が岩手県内のおすすめグルメや観光地を公開するなど、盛岡を訪れた観光客が、岩手県内の他のエリアにも足を延ばしたくなるような情報発信にも注力していくと伝えています。

<参照>

AIレコメンドにより充実した旅体験を提案する実証実験 第2弾を実施

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