石川県鹿島郡に本社を構えるテキスタイルメーカー、丸井織物株式会社が制作した映画『織りなせ』が、7月12日(金)からYouTubeで公開されています。
この映画は、就活生向けに「仕事内容や社風を、嘘をつかずに面白く分かりやすく伝える」ための新しい試みだといいます。新入社員の成長と挑戦をリアルに描き、就活生に向けたユニークな採用アプローチです。
分かりやすく会社を知ってもらう方法はないか?
「これまで当社で行ってきた説明会や案内資料の配布だけではなく、もっと分かりやすく気軽に丸井織物を知ってもらう方法はないだろうか?」……この映画製作は、そんな思いから始まったそうです。
作中では、丸井織物が所在する能登という地で何ができるのか、織物メーカーとしての役割や、織物という素材の持つ可能性、開発・生産の楽しさをストーリーを通して伝えています。
撮影は全て同社の工場で行われ、入社後の研修や織物の量産化の過程、社員の日常風景などを細かく再現。現場の「リアルな温度感」が伝わってくる映像になっています。
総合プロデューサーの 宮本智行さんは、「DXやAIの発展により自動化、省力化が進む中で、人にしかできない付加価値が求められる時代が来ると考えています。そんな時代で私たちと一緒に成長したいと思ってもらえるような人に届けばと思います」と語ります。
映画を通して、就活生へ勇気を
東京での上映会(7月9日(火))に先んじて行われたという制作記者会見では、主演の吉田佳音さんは、「でこぼこな新入社員のふたりが丸井織物で奮闘しながら成長し、会社に必要な人材となり、社会に貢献していくストーリーです。丸井織物さんの織物技術の凄さやすばらしさがたくさん伝わる作品となっています。そしてそれぞれのキャラクター性や、入社1年目から3年目にかけて変わっていくふたりの心情、そして織物に対する熱意や絆の変化にも注目して観て頂けたら」とコメント。
また、監督の石川タクマさんは、「見ごたえのあるストーリーのなかに、実際に魅力的な部分を織り交ぜながらつくりました。」と語ります。
プロデューサーの宮本さんは、映画を見て興味を持った人に向けて、夏のオープンカンパニー(インターンシップ)への参加を呼びかけています。
「工場だったり、開発のショールーム、ラボラトリールームなど実際の仕事現場を撮影しています。自分達の仕事に嘘はつかないでおこうと、近しいかたちで作って頂いたので、それ自体が採用のプロモーションになっているかなと思います。能登に来ておいしいものを食べて能登を応援してくれたら」と熱い思いを伝えました。
<参照>
就活をもっと気軽に分かりやすく。丸井織物映画「織りなせ」 7月12日(金)18時YouTube公開!
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