Z世代向けの企画・マーケティングを行う僕と私と株式会社(以下、僕と私と)は、全国の20~60代の男女2,405人を対象に、クラウドファンディングに関する意識調査を実施しました。
20代の認知度が著しく低い
新しいプロダクトやまちづくり、イベントなど、さまざまな分野で募集が掛けられているクラウドファンディング。
今回の調査によると、「クラウドファンディングを知っており、概要を説明できる」と回答したのは、全体の4分の1程度でした。また、「概要を説明できる」という回答は多くの世代で25%前後と横並び状態でした。
一方で、「聞いたことがない」という回答は年代によりバラつきがみられました。なかでも20代の割合が顕著に高く、約4割がクラウドファンディングを認知していないようです。
利用のハードルと支持される形態
クラウドファンディングについて「今後も利用する予定はない」と答えた1,708人に対してその理由を調査した結果、「お金に余裕がない(39.6%)」「クラウドファンディング自体がよくわからない・よく知らない(36.4%)」という回答が群を抜いており、大きなハードルとなっていることが判明したそうです。
また、利用希望者が支持するクラウドファンディングの形態においては、30~60代が「購入型」や「投資型・融資型」を支持する傾向があるのに対して、20代では特定のクリエイターやアーティストの応援などに繋がる「寄付型」が最も支持される結果となりました。
僕と私とによれば、20代には、「共感できるから支援する」といった「推し活」に近い世代背景の関係を示唆しています。
調査概要
調査名:世代別!クラウドファンディングに関する意識調査
対象条件:全国の20~60代男女
調査期間:5月20日(月)~22日(水)
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数:2,405人(20代:482人、30代:479人、40代:482人、50代:481人、60代:481人)
出典元:僕と私と
<参照>
Z世代はクラファンも推し活感覚?クラウドファンディングに関する世代別の意識調査を実施
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