楽天カード株式会社(以下、楽天カード)は7月1日(月)、「楽天ブラックカード」についてこれまで招待制のみだったものが同社が定める条件を満たす人からの申し込み受付を開始しました。また、サービスや特典内容も変更されます。
ブラックカードの申し込み条件とは
「楽天ブラックカード」の申し込みは、「楽天プレミアムカード」の契約から12カ月以上経過しており、12カ月間のカードご請求金額が合計500万円以上である会員に対して、順次受付を開始するとのこと。ただ、条件を満たしていない場合でも、同社の基準で適格であると判断された会員は、楽天ブラックカードへの申し込み案内が送られる場合があるそうです。
対象の利用者は、会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」や「楽天カードアプリ」から申し込みが可能となります。
プレミアムからブラックへ、両者のちがいは?
ブラックカード会員となると、プレミアムカード会員と比べて年会費が11,000円から33,000円(税込)へ増額しますが、最高300万円の利用可能枠が1,000万円へと拡大。
海外旅行傷害保険の補償額も最高1億円に倍増し、楽天証券での投信積立が2.0%のポイント還元されるほか、2人まで年会費無料の家族カード発行、コンシェルジュサービスが利用可能になります。
楽天プレミアム・ブラックの両カードは、世界1,300カ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス」に無料で登録可能でした。
しかし、楽天プレミアムカード会員については、2025年1月1日(水)以降は無料の利用は年間5回までに変更となります。
サービス提供方法も変更となり、詳細は2024年夏以降に案内される予定です。
プレミアム・ブラックの共通の変更点は?
また、両カードには、新たな付帯サービスとして、「楽天マガジン ライト for 楽天カード」と「楽天ミュージックバンドルプラン」を7月1日(月)から提供を開始しました。
「楽天マガジン ライト」とは、対象コンテンツのなかから毎月3冊まで好きな雑誌を無料で読むことができるサービス。
「楽天ミュージックバンドルプラン」では、「Rakuten Music」アプリでプラン対象内の音楽のなかから、30日ごとに好きな曲を5時間無料で聞くことができます。
<参照>
楽天カード、「楽天ブラックカード」の申込受付を開始 - 「楽天ブラックカード」と「楽天プレミアムカード」に「楽天マガジン」「Rakuten Music」の付帯サービスを追加 - 楽天カード株式会社
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