近年「推し活」「オタ活」は、世代を超えて社会現象となっています。
若手人材の就業支援事業をおこなう株式会社UZUZが、20代の若者向けに「推し活」「オタ活」と就職に関する意識調査を実施しました。
半数近くが「推し活」をしている
「現在の推し活・オタ活」について質問したところ、「している」と回答した人は42.0%で、半数近くの人が推し活・オタ活をしていることが分かりました。
さらに、「している」と回答した人に「推し活・オタ活のジャンル」について複数回答式でたずねると、最も多かった「アニメ・漫画」が112票という結果になりました。
次に「アイドル」が96票、「歌手・アーティスト」が88票で、音楽関連の推し活・オタ活が上位でした。
年間で使う金額は?
「推し活・オタ活のために使う金額は年間いくらか」について聞いたところ、「1〜5万円未満」が39.6%と最多に。
0~1万円が15.3%となる一方、50~100万円未満が3.9%、100万円以上も0.7%いました。
会社を選ぶ基準にも影響?
「働く会社を選ぶ上で、推し活・オタ活のしやすさは、どの程度考慮するか」について質問すると、「すごく重視している」「少し重視している」と答えた人は、合わせて40.5%でした。
半数近くが、就職や転職の際に、働く会社を選ぶ上で推し活・オタ活のしやすさを考慮に入れているようです。
調査概要
調査の方法:キャリア面談の予約時にアンケート実施
調査の対象:既卒・第二新卒、新卒として就職活動中の20代男女
有効回答数:597人(既卒者:82人、第二新卒:489人、新卒:26人)
調査実施日:5月21日(火)~6月19日(水)
(※本調査では、第二新卒を「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義)
<参照>
【調査リリース】「推し活」「オタ活」と就職に関するZ世代の意識調査/就職・転職活動中の40%が「推し活しやすい会社を選ぶ」と回答
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