タクシー配車アプリ「GO」が、関西国際空港内での正式オペレーションを6月11日(火)から開始しました。
これは2023年からの実証実験を踏まえた取り組みだといいます。空港ではそれまで禁止されていたタクシー配車アプリを利用可能にして交通の利便性を向上させると同時に、増加するインバウンドにも対応するとしています。
実証実験では利用者の半数がインバウンド
2023年12月、「GO」はそれまで禁止されていた関西国際空港エリア内でのタクシー配車を実証実験として開始しました。
この実験では、アプリの利用者の約半数はインバウンドということが証明されました。訪日外国人観光客からの需要が明らかになり、6月からは実験を終えて正式のサービス展開に移行しました。
乗車場は第1ターミナルビル1番予約タクシーのりば。これは関西国際空港にいる時に「GO」アプリを利用すると、自動的にピックアップ地点が設定されるそうです。
羽田、成田などでもすでにサービス展開
「GO」は従来のタクシーのような「乗車後に運賃が確定する仕組み」(いわゆるメーター運賃)の他、アプリでのルート算出直後に運賃が確定する「事前確定運賃」にも対応しています。運賃の支払いは、アプリと連携したキャッシュレス決済を選択可能です。
また、「GO」は関西国際空港だけでなく、羽田・成田・福岡・松山などの国内複数の空港でもサービスを行っています。
「GO」は今後も対応空港を増やすとしています。同時に、全国各都市でのオペレーション拡大や日本型ライドシェアの対応も進めているそうです。
<参考>
関西国際空港からタクシーアプリ『GO』が利用可能に 実証実験中の半数はインバウンドが乗車
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