HOMEライフスタイル 特別な素材や技術は使わず「これまでの当たり前」を見直して持続可能社会へ貢献 プラ使用量を削減する取り組み

特別な素材や技術は使わず「これまでの当たり前」を見直して持続可能社会へ貢献 プラ使用量を削減する取り組み

青木一真

2024/06/26(最終更新日:2024/06/26)


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プラスチックを多く使用する梱包資材は、持続可能な社会を実現するために、無視できない項目のひとつです。

関西および四国エリアで事業を展開する生活協同組合連合会コープ自然派事業連合は、商品の包材に関する新たな「3つの取り組み」として、プラスチック廃棄量の削減を目指す方針を発表しました。

提案された「3つの取り組み」

コープ自然派では、「食」「農」「環境」に付随する「6つのビジョン」を基に、「2030年までにプラスチック廃棄量を2020年度比50%削減する」という目標を掲げています。

そして、今回発表された取り組みが、「たまごパックの脱プラスチック化」「ミールキット用トレイのマテリアルリサイクル」「お豆腐の包装デザイン改変によるプラスチック素材の縮小」の3つです。

プラスチック廃棄量の削減にとどまらず、根本的な使用量の削減にも繋げようという取り組みだといいます。

ポイントは「当たり前の見直し」

いずれも「包材の再利用」「素材およびデザインの再考」に基づいた提案、改変となる「3つの取り組み」。それぞれが、特別な素材や技術を用いたものではありません。

従来「当たり前」であったことを見直すことで、持続可能社会への貢献を行おうというこの事例。必ずしも特別な素材や技術を導入するだけが持続可能社会への貢献となるわけではないことがわかります。

<参照>

【プラ削減!】プラスチックの使用総量を減らす新たな取組。2030年までにプラスチック廃棄量を2020年度比50%削減をめざして。
 

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