HOMEビジネス キユーピーと味の素、マヨネーズボトルを回収・資源循環を目指す実証実験を開始

キユーピーと味の素、マヨネーズボトルを回収・資源循環を目指す実証実験を開始

田中妃音

2024/06/27(最終更新日:2024/06/27)


このエントリーをはてなブックマークに追加

キユーピー株式会社と味の素株式会社は共同で、使用済みマヨネーズボトルの回収実証実験を開始。7月1日(月)から使用済みマヨネーズボトルをイトーヨーカドー溝ノ口店(神奈川県川崎市)で回収します。

回収方法と対象製品

今回の実証実験では、家庭で使用済みとなったマヨネーズボトルを対象としています。回収方法は以下の通りです。

  1. フタとシールをはがす
  2. ボトルに水を1/3入れて振って洗う
  3. ハサミで半分に切り、スポンジで洗う
  4. 乾燥させた後、回収ボックスに入れる

回収対象製品はJAS規格のマヨネーズ以外にも、「キユーピーハーフ」や「ピュアセレクト コクうま 65%カロリーカット」などの「その他の半固体状ドレッシング」に該当する製品ボトルが含まれます。

実証実験について

実証実験は7月1日(月)から2025年6月30日(月)まで行われ、回収されたボトルの量や状態を確認し、技術検証に活用します。マヨネーズボトルの主な素材であるポリエチレン(PE)は、飲料PETボトルのような水平リサイクルの仕組みが一般化していないため、今回の取り組みを通じて再資源化の可能性を探るといいます。

水平リサイクルとは、使用済み商品の容器・包装を再び同じ種類の商品容器・包装として循環させる仕組みです。この取り組みでは、消費者にマヨネーズボトルの再資源化の重要性を理解してもらうことをまずは目指しているそうです。

<参照>
キユーピー㈱と味の素㈱が協働して使用済みマヨネーズボトル回収の実証実験を開始 7月1日(月)から使用済みマヨネーズボトル回収をスタート

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード