気象庁によると、近畿・東海・関東甲信地方では、例年より遅い梅雨入りを6月21日(金)に迎えました。
梅雨の時期に限らず突然の雨で、傘がなく困った人が助かる傘のシェアリングサービス。首都圏を中心に「アイカサ」が、レンタルスポットを拡大しています。
このサービスは“雨の日を快適にハッピーに”と“使い捨て傘をゼロに”をミッションに掲げているそうです。
渋谷エリア全体で「使い捨て傘ゼロ」を目指す
東急不動産ホールディングス株式会社と傘のシェアリングサービス「アイカサ」を展開する株式会社Nature Innovation Groupが連携し、渋谷区、一般財団法人渋谷区観光協会の後援のもと、渋谷駅半径600mに100カ所以上のアイカサのレンタルスポット(傘立て)の設置を行う「傘のいらない街 渋谷」を開始しました。
アイカサを導入することで、CO2や廃棄物の削減といった環境負荷軽減に寄与するほか、使い捨て傘のポイ捨てを減らし、景観向上を実現するといいます。
また、オフィスビルや商業施設でアイカサを導入することによる物件価値向上や、雨の日の滞在時間の増加による消費促進などの経済的価値創出も目指していくとのことです。
都営新宿線も全駅で「アイカサ」を展開
東京都交通局も株式会社Nature Innovation Groupと連携し、6月25日(火)から、アイカサのレンタルスポットを都営新宿線の19駅で新たに設置します。
サービスは順次開始となるそうですが、今後は都営新宿線の全21駅および相互直通運転している京王線全駅で「アイカサ」を利用できるといいます。
東京都交通局によると、地下鉄路線で同サービスが全駅展開することは、首都圏初の試みとなるそうです。
<参照>
アイカサ、東急不動産、HD新規プロジェクト「傘のいらない街 渋谷」を始動
都営新宿線の全駅に傘シェアリングサービス「アイカサ」のレンタルスポットを梅雨に合わせて設置拡大します!
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