ベトナム南部の都市ホーチミンに、1軒のレストランが開業しました。
愛媛県新居浜市に本社を置く株式会社邁進ホールディングスが手がけるこの飲食店は、ホーチミン市工科大学と協力協定を締結し、日本で働く夢を抱いた現地学生をサポートするそうです。
未来のエンジニアを育成
株式会社邁進ホールディングスは、プラントエンジニアリングを中心に、不動産や人材派遣などの事業を展開しています。
主力事業であるプラントエンジニアリング領域で深刻な人材不足が起きているといい、その解決に貢献しようとグローバルな人材育成機関という側面をもつ飲食店を海外開業したそうです。
「刀-KATANA-」と名付けたこの店舗は、ベトナムに進出した日系企業に接待をともなう営業活動で利用されること、ベトナムの学生が日本語と日本のマナーを学習できる場所となることを目指しているといいます。
現地大学との協力協定とは?
同社は、ホーチミン市工科大学と学生支援およびキャリア形成の分野において、協力強化を目的に協力協定を締結するための調印式を1月29日(月)に行ったことを伝えています。
日本で働く夢を抱く学生をサポートし、質の高いキャリア形成の機会を提供しようという協定で、同校学生を対象とした奨学金プログラムの実施、就職サポート、インターンシップの提供を行います。加えて、日本の職場に適応できるようなトレーニングも実施するそうです。
<参照>
ベトナム現地スタッフの日本への留学・就職サポート、エンジニア育成につながる飲食店をオープン
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