Google合同会社(以下、Google)が6月19日(水)に発表した生成AIなどのスキルを習得できる認定証講座「AI Essentials」。
国や企業など240以上の団体から構成され、日本人のリスキリングを支援する共同企業体「日本リスキリングコンソーシアム」が同講座を無料受講できるアカウントを配布しています。
先着1万人のコンソーシアムの新規会員が対象となり、「AI Essentials」の受講料は約8,000円相当だといいます。
「AI Essentials」とは?
「AI Essentials」は、GoogleのAIのエキスパートが講師を務め、初心者でも10時間以内でAIの基礎と具体的な活用方法を学べる日本語のオンライン講座だといいます。
実際の仕事の場面を想定した多数の実践型アクティビティーが用意されており、さまざまなツールのなかから必要なものを選んで練習できるそうです。
なにが学べるの?
この講座では、明確で具体的なプロンプト(生成AIに対して出す指示や質問のこと)の作成方法を学ぶことができるとのこと。
また、この技術を応用して、日々の作業をスピードアップしつつ、より多くの情報に基づいた意思決定や要約やキャッチフレーズの作成に役立てられるといいます。
そのほか、AIに潜むバイアスの特定やその弊害を回避する方法、AIの展開に対応するための最新情報を得る戦略の立て方についても学べるのだそうです。
申込みで他2講座も無料で受講可
アカウントをもらうためには、まず、日本リスキリングコンソーシアムの「新規会員」登録後、マイページで「トレーニングプログラムを探す」から、会社別で「グーグル合同会社」、目的別で「認定書」を選択。
すると、「【無料枠受付中(新規会員限定)】Google AI Essentials」が表示されるので、クリックして受講を申し込むと、3営業日以内にメールで案内が来るそうです。
今回の無料アカウントを利用することで、キャリアアップにつながるGoogleの認定資格プログラム「Google Career Certificates」の「Google データアナリティクス プロフェッショナル認定証」や「Google サイバーセキュリティ プロフェッショナル認定証」の2講座も受講できるとのこと。
日本リスキリングコンソーシアムとは
「日本リスキリングコンソーシアム」は、国や地方自治体、民間企業などが一体となって、対象を問わず日本人のリスキリングを支援する共同企業体です。
アクセンチュア株式会社やアドビ株式会社など、さまざまな企業によるトレーニングプログラムの提供や、就職支援、副業・フリーランス・アルバイトなどの就業機会の提供、スタートアップ企業による就職希望者への採用機会の提供を行っています。
2024年6月時点で、参画団体数は240以上、参画団体による提供プログラム数1,400以上、会員数は14万人以上にのぼっているのだそうです。
<参照>
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