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カカオ豆の皮むきから手作業でつくる魔法のチョコレート 障がい者雇用を促進

川上雅結

2024/06/24(最終更新日:2024/06/24)


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愛知県北名古屋市に、ビーントゥーバーチョコレートの製造・販売を行う就労継続支援B型事業所「マジェスショコラーダ」がオープンしました。

障がい福祉サービス事業を行う株式会社アイリス(以下、アイリス)による新事業で、“すべての人に魔法を届けるチョコレート”の世界観を届けたいといいます。

新事業所設立の経緯

アイリスは、これまで障がい者のための福祉支援事業を展開しており、主に就労継続支援A型や放課後等デイサービスを提供してきました。

今回、新たに「マジェスショコラーダ」事業を開始し、就労継続支援B型の施設を設けることで、さらに多くの障がい者が働く機会の創出を目指しているそうです。

さらに、B型に比べ、ハードルが高いとされているA型への架け橋としての役割も期待しているといいます。

「マジェスショコラーダ」の売上は、すべて障がい者の工賃として還元されるとのこと。どこよりも高い工賃を目指し、障がい者が楽しく働ける環境を提供することで、経済的自立を支援していくそうです。

「マジェスショコラーダ」とは?

新しいブランド「マジェスショコラーダ」は、カカオ豆からチョコレートバーになるまでの全工程を自社で行う「ビーントゥバー(Bean to Bar)」スタイルを採用しました。

通常、機械で行う豆の皮むきも手作業で行っているため、カカオの純度が高くなっているとのこと。

同社のチョコレートに関わるすべての人に「感動の魔法を届けたい」という想いを込めており、「夢見るガーナ68%」「花香るウガンダ70%」などタブレット(※板チョコレート)や「憧れの生チョコ」「魅惑のテリーヌショコラ」など遊び心のある名前にしました。

店舗は、キッテンとカウンターを隔てる仕切りもガラス張りになっており、アイリスの溝畑幸宏代表が幼い頃に見た「チャーリーとチョコレート工場」のようなエンターテイメントにあふれた店舗を追求しているといいます。

店舗情報

住所:〒481-0045 愛知県北名古屋市中之郷諏訪91
営業日:月~金曜 10:30~17:00
定休日:土・日・祝日
※月2日ほど不定期で土曜日10:00~12:00の営業あり

<参照>

株式会社アイリスは、新事業「チョコレート事業」の開始に伴い、ブランディングを実施。世界観やコンセプトを詰め込んだWebサイトを公開いたしました。 新たな事業展開により、福祉支援事業の拡大と雇用創出に繋げる。 株式会社アイリス

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