合同会社逆旅出版(げきりょしゅっぱん)が、一般財団法人えぞ財団とともに「こんなもんじゃない、北海道」と伝える出版社「EZOBOOKS」を創業。地域に密着して、北海道の魅力・歴史・知識を書籍化していくといいます。
現在、2024年9月上旬の刊行を目指し『札幌解体新書 世界一やさしい札幌の教科書』の出版を準備していることを公表しています。
逆旅出版とは?
2022年に創業。宿を意味する故事成語「逆旅(げきりょ)」を社名にした出版社です。「旅人にとっての宿のような、人生の休憩場所や分岐点」となる本を制作・刊行しているといいます。
あらたに行うという出版事業プロデュース業では、地域に根付いた知見のある団体と協業。EZOBOOKSはその一環のようです。
同社の取り組みは、日本の文化を「書籍」として後世に伝え、沢山の方の“ふるさと”を元気づけることを目指しているそうです。
『札幌解体新書』とは?
EZOBOOKSから登場予定の『札幌解体新書 世界一やさしい札幌の教科書』は、2021年4月から2022年3月の期間に計8回実施されたというトークイベント「札幌解体新書」を書籍化するというもの。
イベントのわかりやすさをイラストを活用して表現するといい、150年に渡る札幌の歴史を「都市計画・まちづくり」「金融」「産業」「文化・芸術」「行政」という多角的な視点で考察。各テーマに精通するという北海道の大学教授や、まちあるき専門家らの見識をまとめるそうです。
一般財団法人えぞ財団は、道内外問わず約350人の「北海道を愛するメンバー」が集まり活動。北海道大学をはじめ北海道を代表する企業が法人団員として参画しているようです。
<参照>
逆旅出版が出版事業プロデュースを開始。一般財団法人えぞ財団と共に北海道に根付いた出版社"EZOBOOKS"を設立
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