HOMEライフスタイル 半数以上が梅雨の時期に感じる「不調」 解消のカギとは?【日本ゼオン調べ】

半数以上が梅雨の時期に感じる「不調」 解消のカギとは?【日本ゼオン調べ】

ひのあかり

2024/06/19(最終更新日:2024/06/19)


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例年、関東〜九州の各地では6月上旬に梅雨入りを迎えますが、今年は関東甲信などで記録的に遅い梅雨入りになると報道されています。

毎年梅雨の時期に不調を抱える人にとっては、晴れの日が長く続くほどありがたく感じているのではないでしょうか。

自動車用タイヤなどの合成ゴムや高機能樹脂の製造・開発を行うほか、日光浴の目安時間を提案するデバイスとアプリも提供する化学メーカー・日本ゼオン株式会社は、今年の関東の梅雨入りに先駆けて、20~60代の男女993人を対象に、日光浴に関するアンケート調査を行いました。

半数以上が梅雨で不調を感じる

回答者全体の993人に、毎年梅雨時期に不調を感じるかを質問。「とても感じる」「少し感じる」との回答は合計54.0%と、過半数が梅雨の影響を受けていることが判明しました。

梅雨時期に感じる不調として多いものは(複数回答可)、1位「やる気の低下(58.0%)」、2位「気分の落ち込み(48.5%)」、3位「頭痛・頭が重い(34.3%)」でした。

また、5人に1人以上(22.9%)は睡眠の質の低下を感じているようです。

梅雨の時期の不調には、どのような対策をとっているのでしょうか。

複数回答可で聞いたところ、43.6%の人が、梅雨の時期に工夫していることはとくにないと回答している一方、工夫していると答えた人の多くは「睡眠をよくとる(23.3%)」ようです。さらに「できる限り日光を浴びるようにする(14.5%)」「起きたらカーテンを開ける(13.0%)」という対策があげられています。

同社が睡眠負債の専門家である白川修一郎先生に尋ねると、睡眠の質を向上するためには、①晴れの日には朝9時前に、10分以上日光を浴びること、雨の日には20~40分ほど日光浴を浴びること、②晴れの日には1日を通じて30分以上、雨の日は1~2時間以上日光を浴びることが必要条件だといいます。

睡眠の質向上には、雨の日でも日光を浴びることが重要なようです。

睡眠の質向上のカギは「日光浴」

雨の日に外出するのはおっくうなもの。梅雨の時期に毎日外に出ている人はどのくらいいるのでしょうか。

普段毎日外出する人は45.1%の一方、梅雨時期に毎日外に出る人は25.4%との結果になりました。

雨の日の外出について、「雨の日ほど外に出たい」「晴れの日と変わらず外に出たい」と感じる人は合計21.3%にとどまり、「晴れの日よりは出たいと思わない」「雨の日ほど出たくなくなる」と回答した人は、約7割に上っています。

また、普段から積極的に日光浴を取り入れている人は36.2%にとどまる結果に。日ごろ日光浴を意識して生活している人はさほど多くないようです。

睡眠の満足度について、日光を積極的に浴びている人とそうでない人を比較すると、「日光を積極的に浴びる人」で「7ポイント」以上と回答したのは42.3%であった一方、「積極的に日光を浴びない人」では32.8%にとどまり、およそ10ポイントの差が生まれました。

また、現在の幸福度についてもたずねると、日光浴をしない人で「8ポイント」以上の人は30.4%であったのに対し、日光浴をする人では41.5%でした。

日光を積極的に浴びている人ほど、幸福度も睡眠の満足度も高い傾向にあるようです。

調査概要

日本ゼオン株式会社調べ
調査対象:20歳~69歳 計993人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査       
調査期間:2024年5月21日(火)~5月24日(金)
※調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合があります。

<参照>
梅雨時期、約8割以上が「睡眠の質低下」の可能性 梅雨入り前時点で、6割が「質の良い睡眠を取れていない」 日光浴をする人ほど、睡眠の満足度・幸福度が高まる結果に

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