株式会社マネーフォワードケッサイと共に「掛売決済」サービスを展開する株式会社インフォマートは、卸売業、製造業で働く従業員を対象に「企業間の与信・信用取引における課題感の実態調査」を実施しました。
与信調査に対する課題や未回収リスクの不安が残る現状
今回の調査によると、新規取引先に対して「与信調査を実施している」という回答が約9割と顕著な結果になりました。
与信調査(信用調査)
取引先の企業に対して、支払い能力など金銭に関する信用度合いを調査すること
一方で、その内の約8割が「判断できる結果が得られない場合がある」等の課題を抱えていることが判明しました。
未回収リスクへの対抗手段として、「現金取引」を条件にしている企業が卸売業・製造業共に約半数にのぼることから、企業間の取引において不安が払拭できない現状があるようです。
不安やリスクを軽減するための「代行サービス」という手段
売掛金の回収に対しても、多くの企業が対策を実施しているにも関わらず「回収に不安を感じる」という回答が約6割でした。不安の大きさもあってなのか、「未回収リスク対策ができるサービスへの興味度」に関する質問では、約半数が「興味あり」と回答。
このことから、「債権保証サービス」や「決済代行サービス」を活用することで、与信調査や決済における従業員の負担が大幅に減り、企業間の取引がよりスムーズに進められる可能性が考えられます。
調査概要
調査対象:卸売業、製造業で働く23~65歳
調査方法:インターネットリサーチ
調査内容:企業間の与信・信用取引における課題感の実態調査
調査期間:2024年2月1日(木)~5日(月)
回答者:519人
調査委託先:マクロミル
調査主体:株式会社インフォマート
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
<参照>
【卸売業、製造業で働く519名へ調査】約6割が売掛金の回収について「不安を感じる」と回答
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