車を所有し、週に5日以上運転しているという437人を対象に、自動車販売代理店業者株式会社ジョイカルジャパンがSDGs(持続可能な開発目標)をめぐる意識調査を実施。
その回答をZ世代(18〜26歳/111人)、Y世代(27〜40歳/111人)、X世代(41〜59歳/106人)、シニア世代(60歳以上/109人)に分類し、世代間の意識を明らかにしました。
この調査では、Z世代の79.1%がSDGsに貢献できる車やサービスに関心を持っているといい、X世代より28.3ポイント高い結果を示したといいます。
各世代の環境意識
私生活で意識的に取り組んでいるSDGsに関連する行動をたずねると、Z世代では、「節電・節水(52.3%)」や「公共交通機関の利用(45.9%)」が上位に挙げられています。
Y・シニア世代も「節電・節水」、X世代は「マイボトル・マイバックの持参」が最も多い回答でした。
EV車への関心は?
EV(電気自動車)など、エコフレンドリーなクルマやサービスの提供が自動車をめぐる業界で盛んにおこなわれている昨今。ユーザーの意識を調べています。
「SDGsに貢献できる車やサービス」の価格が「他と比較して月額数百円程度高くても選びたい」と回答したZ世代は75.7%にのぼり、X世代と比べて38.1ポイント高い結果を示しています。
全世代に共通して、クルマのCO2排出量を気にしているという回答割合が高く、Z世代では74.8%が「気にしている」と回答。
また、全世代回答者の半数以上が、5年以内にクルマを乗り換えるならば、電気自動車(EV)にしたいと思っていると回答しています。その理由には「CO2排出量を削減できるから」「ガソリン代がかからないから」という声があがっているようです。
調査概要
調査名称:世代間におけるSDGsに関する意識調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:5月24日(金)〜27日(月)
有効回答:車を所有しており、週に5日以上運転しているZ世代(18〜26歳)111人、Y世代(27〜40歳)111人、X世代(41〜59歳)106人、シニア世代(60歳以上)109人
くわしい調査結果はこちらから
<参照>
【6/5は「環境の日」2024年版|Z・X・Y・シニア世代のSDGs意識調査】Z世代の79.1%が、SDGsに貢献できる車やサービスに興味、X世代比28.3pt増!全世代半数以上がEV乗り換え意向も
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