株式会社ユーグレナ(以下、ユーグレナ)と株式会社ユーリアは、AI技術を活用し、最短2分でカラダの栄養状態を可視化するという尿検査サービスの提供を5月24日(金)から法人向けに開始しました。
ユーグレナによると、従来、試験紙を用いての検査が難しかった「亜鉛」の分析も可能になったといいます。
※亜鉛は必須ミネラルであり、日本臨床栄養学会の「亜鉛欠乏症の診療指針2018」では、亜鉛不足によって、「皮膚炎・脱毛」「貧血」「味覚障害」などさまざまな症状が起きるとされています。
どこでも、最短2分で使える検査キット
「栄養コンディションチェッカー」は、AI技術を活用して、最短2分でカラダの栄養状態を可視化できるという検査キット。
検査キットを返送する従来のセルフ健診サービスと異なり、郵送などによる検体提出が不要なため、従来かかっていた手間や時間を削減できるそうです。
11項目を3段階で評価
この健診サービスでは、ビタミンC・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・水分や野菜の摂取傾向、脂肪の燃焼傾向など全11項目を分析できるそうです。
また、各検査項目を「Very Good」「Good」「Bad」の3段階で評価。栄養素で何が不足しているかがわかり、生活習慣の改善に向けたアドバイスを提供してくれるといいます。
ユーザー専用のID(検査コード)を入力することで、検査項目のカスタマイズや特定ユーザーのデータ収集を実施する機能があります。
現在は法人販売のみですが、ユーグレナは「亜鉛含めてさまざまな栄養素を測定をすることにどういったニーズがあるかを調査をする段階でもあり、個人でのニーズも確認でき次第、本格的な個人向け発売も検討してまいります」とコメントしています。
商品詳細
商品名:「ユーグレナ・マイヘルス 栄養コンディションチェッカー」
価格:2,480円(税込)
使用回数:1回
検査項目:ビタミンC・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・水分・野菜・糖質・脂肪燃焼・酸化ストレスレベル・塩分・アルコール摂取の全11項目
発売日:2024年5月24日(金)
販売場所:
「ユーグレナ・マイヘルス」公式サイト:https://myhealth.euglena.jp/sale/biz/
<参照>
スマホで2分!カラダの栄養状態がひと目で分かる尿検査とAIを用いた「栄養コンディションチェッカー」登場
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