マッチングアプリ「タップル」で、新たに自身が住んでいる市区町村をプロフィール欄で設定できる機能が導入されました。
同アプリを運営する株式会社タップルによると、少子化対策の一環として、地方での出会いを促進する狙いがあるといいます。
マッチングアプリの地方ユーザーが抱える悩み
マッチングアプリも恋人探しの主流になりつつあるなかで、地方に居住するユーザーは「マッチングしても会うのが難しい」という共通した悩みを抱えているそうです。
東京都市部などと違い、地方では同じ地域内でも市区町村同士の距離が離れている場合があります。これまでの「タップル」では、居住地域を都道府県までしか絞れなかったため、マッチングしても遠くて会えない、というケースがあったそうです。
新たに追加された「市区町村設定機能」とは
こうした課題を受け、「タップル」アプリのプロフィール欄に、市区町村設定機能が追加されました。ユーザーは相手の詳細な居住地域を確認してからマッチングできるようになります。
また、今夏には、相手を探すときに市区町村を絞り込んだり、位置情報機能を活用してより詳細な近隣エリアで検索したりできる機能などが追加される予定です。
少子化問題への対策を進めてきた「タップル」
株式会社タップルは、恋活・少子化問題や人口減少問題といった社会問題対策への貢献を目指してきたといいます。
2023年から行っている地方自治体との連携協定はその代表例。これまでに、佐賀県有田町、佐賀県嬉野市、三重県、神奈川県、北海道、兵庫県姫路市、東京都江戸川区の7つの自治体と協定を結んできました。
同社は今後も、「恋愛総量の最大化」を目指し、サービスの拡充を図っていくといいます。
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