5月の連休を経て、「五月病」の症状をはじめ「疲れがどっと押し寄せた」という人も多いのではないでしょうか。
英会話や韓国語の個人レッスンを提供するオンライン語学学習プラットフォーム Preply(プレプリー)は、五月病が仕事や職場でのコミュニケーションに与える影響について600人に調査を行いました。
約3割が五月病を経験
五月病を経験したことがあるかをたずねると、「ある」と答えた人は26.5%との結果に。年代別に見ると、最多(38.3%)は20代でした。
原因として、「新しい環境への適応(56.6%)」「人間関係(50.3%)」「生活リズムの変化(37.7%)」が挙げられています。
仕事でストレスが溜まると、どのようなことが引き起こされるのでしょうか。
回答者のうち43.8%が、「ストレスが職場でのコミュニケーションに悪影響を及ぼす」と回答。特に27.3%は、ストレスが溜まっていたとき、「仕事で後悔する言葉を口にしてしまった」ことが分かりました。
仕事で後悔する言葉について、1番多かったのは「時間の無駄だよ(29.3%)」。次いで「私の仕事ではない(23.8%)」、そして「もう辞めてやる(22.6%)」でした。ストレスが溜まると感情のコントロールが難しくなり、後悔するような言葉を口にしてしまうことがあるようです。
五月病を予防するには?
職場での上司や同僚との密なコミュニケーションは、ストレスにどのような変化をもたらすかを質問。
31.5%は「非常に改善する」「改善する」と回答した一方、過半数の54.8%は「改善しない」と答えています。密なコミュニケーションは、必ずしも仕事のストレスを軽減するわけではないようです。
どのようなコミュニケーション手法が五月病を予防・軽減するのでしょうか。
職場において、五月病の予防または軽減に効果的なコミュニケーション手法を聞くと、第1位は「気軽な雑談(46.0%)」でした。雑談することで、上司や同僚とリラックスしたやり取りを可能にし、緊張感やプレッシャーから解放され、ストレスの軽減につながると考えられます。
一方で「上司や同僚と距離を置く」と答えた人も21.7%にのぼりました。とくに20代は「上司や同僚と距離を置く」の割合が、25.8%と多い結果に。上司や同僚と距離を置き、プレッシャーや期待から自分自身を解放して、リフレッシュする時間を確保しているようです。
調査概要
オンライン英会話レッスン Preply(プレプリー)調べ
https://preply.com/ja/online/english-tutors
調査期間:2024年5月8日(水)
サンプル数:600
調査対象者:日本在住の20歳以上
調査方法:インターネット調査
くわしくはこちらから
<参照>
【五月病の時期到来】「職場でのストレス」がコミュニケーションに与える影響を調査!
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