HOMEビジネス 戦火に巻き込まれるパレスチナ伝統石けん産業の存続を支援するクラファン開始

戦火に巻き込まれるパレスチナ伝統石けん産業の存続を支援するクラファン開始

田中妃音

2024/06/12(最終更新日:2024/06/12)


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YOUR ORGANICS合同会社は、パレスチナの伝統的な石けん産業が存続の危機に瀕していることを受けて、石けん工場の存続を支援するクラウドファンディングを開始しました。

背景と現状

ガザ地区を中心に戦火が広がり、多くのパレスチナ市民が被害を受けています。ナーブルス地方でも戦火が拡大し、石けんの原材料であるオリーブの収穫にも影響が出ているといいます。

さらに、石けん工場を経営する家族からも犠牲者が出ており、状況は非常に厳しいものとなっているそうです。

1611年に創業したという石けん工場の1つが戦火の影響で存続が危ぶまれている状況です。そ工場は、パレスチナから世界中に石けんを供給。その閉鎖は長い歴史を持つパレスチナの石けん産業の終焉(しゅうえん)を意味します。

クラウドファンディング詳細

こうした厳しい状況を打開するため、石けん工場の存続を支援するクラウドファンディングが開始されました。

プロジェクトの目標金額は50万円。集まった資金で石けんを購入し、支援者に返礼品として送るそうです。また、資金は石けんの輸送費、工場運営のサポートにも充てられるといいます。

クラウドファンディングのサイトはこちら

支援募集期間:6月3日(月)~7月23日(火)

目標金額:50万円

資金使途:石けん購入費用、国外輸送費用、国内輸送費用、輸入手続き費用、一時保管費用、各種税金、プロジェクト広報費用、石けん発送費用、工場運営存続のサポート支援活動

リターン:日本未発売のパレスチナ・ナーブルスオリーブオイル伝統石けん

<参照>
存続の危機にあるパレスチナの伝統石鹸産業「最後の石鹸工場を未来につなげる」クラウドファンディング

 

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