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会社に遅刻しそう!連絡方法と連絡時の注意点・今日からできる7つの対策を解説

U-NOTE編集部

2024/06/06(最終更新日:2024/06/06)


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会社に遅刻しそうなとき、焦って冷静な判断ができなくなることがあります。だからこそ、まずは一呼吸おき、何をすればいいか確認することが大切です。

本記事では会社に遅刻しそうなとき、すぐに、最低限すべき3つのことを紹介。会社に遅刻するときの注意点や理由の伝え方、寝坊したときの対処法も解説します。今すぐ、普段からできる「遅刻の防ぎ方」も紹介するので、今日から取り入れてみましょう。

本記事の内容をざっくり説明
  • 会社に遅刻しそうなときに最低限すべき3つのこと
  • 会社に遅刻するときの注意点
  • 遅刻の防ぎ方と、寝坊したときの対処法

 

会社に遅刻しそうなときにすべきこと

さっそく、会社に遅刻しそうなときにすべきことを3つ紹介します。

遅刻しそうとわかった時点で連絡する

会社に遅刻しそうだとわかったら、その時点で会社や上司に連絡しましょう。「遅刻しないかもしれない」「急げば間に合うかもしれない」という場合でも、早めの連絡は大切です。

迷っているうちに連絡が遅くなり、始業時間ぎりぎりになってしまっては、上司や同僚からの印象が悪くなります。結果的に遅刻しなかったとしても「遅刻するかもしれない」と早めに伝えておくことで、上司や同僚は仕事の段取りを付けやすくなり、自分の気持ちも落ち着きます。

自分が遅刻することで仕事に支障が出そうなら、チームのメンバーやマネージャーに引き継ぎ・対応依頼をすることも大切です。

 

交通機関の遅れが原因なら「遅延証明書」をもらう

交通機関の遅れが原因で遅刻しそうなら、「遅延証明書」をもらいましょう。電車やバスの遅れを証明する書類で、その遅刻が本当に交通機関の遅れによるものであることを証明してくれます。

電車が遅れた場合、改札付近に駅員が立ち、遅延証明書を配布することが多いです。配布がないなら、窓口で問い合わせてみましょう。

バスが遅れた場合、運転手に遅延証明書が必要なことを伝えます。バス車内では正式な証明書を発行できず、仮証明書しかもらえないこともありますが、遅刻の原因の証明には十分でしょう。

 

なるべく早く出社し、上司や他メンバーに謝罪する

「急いでも間に合わないし、いまさら焦っても仕方ないな」「遅刻の連絡はしたし、せっかくだしちょっと寄り道していこうかな」などと考えてはいけません。

遅刻が避けられないとしても、なるべく早めに出社しましょう。このような考えや行動は見透かされ、自分の評価に響きます。

出社したら、上司や他メンバーに誠意を持って謝罪しましょう。交通機関の遅れや事故に遭ったなど、自分に非がない原因で遅刻したとしても、言い訳せずに謝罪することが大切です。

心配や迷惑をかけたことを謝り、自分の代わりに仕事や取引先への対応をしてもらったことへの感謝を伝えましょう。

 

会社に遅刻をするときの注意点

次に、会社に遅刻するとき、遅刻しそうなときの注意点を紹介します。これらを意識し、早めの連絡と誠実な対応を心がけましょう。

 

1分でも遅刻しそうなら連絡する

すでに紹介したように、たとえ1分、1秒でも遅刻しそうなら、遅刻しそうとわかった時点で会社に連絡しましょう。タイムカードや勤怠管理システムには打刻時間が正確に記録されます。1分であれ1秒であれ、遅刻は遅刻と記録されるのです。

定時になっても出社せず連絡もなければ、上司や同僚に「連絡すらできないような、重大な事故・事件に巻き込まれているのかもしれない」と心配をかけてしまいます。早めに連絡することで、他メンバーの仕事やスケジュールに与える影響を最小限に抑えられます。

 

電話連絡が基本

遅刻の連絡は電話が基本です。電話で直接会話をすることで、相手に誠意を伝えられます。メールやチャットよりもレスポンスが早く、状況を詳しく伝えられるメリットもあります。

なお、遅刻の連絡は直属の上司にするのが基本です。人づての連絡では伝達途中で齟齬が生じたり、そもそも伝達されなかったりするかもしれません。

ただし、遅刻をするときの連絡方法が決まっているのであれば、会社の規定に従いましょう

 

電話できない状況ならメール連絡もOK

「上司に電話がつながらない」「電車内で電話できない」などの場合、電話がつながる・できるようになるのを待つのではなく、まずはメールで一報を入れましょう。上司に電話がつながらず、代わりに同僚や先輩に連絡した場合も、その旨を上司にメールします。

遅刻の連絡は少しでも早く、直属の上司に確実に伝えることが大切です。

なお、遅刻連絡のメールの書き方は、「メールでの連絡が許されている、その会社では普通である場合」と「電話ができずやむを得ずメールで連絡する場合」で異なります。それぞれの例文を紹介するので、理由や出社予定時間などを変えて使ってみてください。

 

メールでの遅刻連絡が許されている場合の例文

メールでの遅刻連絡が許されている場合の例文
  • 【件名】

    遅刻の連絡

     

    【本文】

    おはようございます、〇〇です。

     

    大変申し訳ないのですが、体調不良のため、念のため病院で診察を受けてから出社したいのですが、よろしいでしょうか。

     

    起床時から頭と喉の痛み、37.5度前後の微熱があり、感染性のものかもしれません。

    出社時刻は病院の混雑状況や診察結果にもよりますが、12時頃になりそうです。

     

    ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

 

やむを得ずメールで遅刻連絡をする場合の例文

やむを得ずメールで遅刻連絡をする場合の例文
  • 【件名】

    遅刻の連絡

     

    【本文】

    おはようございます、〇〇です。

     

    ただいま電車で通勤中ですが、人身事故があり、安全確認のため電車が停止しております。

    運転再開の目処はまだ立っておらず、何時頃に出社できるかわからない状況です。目処が立ち次第、再度連絡いたします。

     

    電車内のため、取り急ぎメールで連絡いたしました。

    ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

 

長い言い訳や嘘は避ける

遅刻の連絡や謝罪をするとき、長い言い訳や嘘は避けましょう。たとえ本当のことだったとしても、話や文章が長くなると言い訳がましくなってしまいます。嘘が判明した場合は、信用が落ちてしまいます。

たとえ寝坊が原因の場合でも、理由は正直に伝えましょう。頻繁でなければ、「寝坊を正直に伝えるなんて誠実だ」「この人は嘘をつかない、信頼できる人間だろう」と思ってもらえることもあります。

 

会社に遅刻をしそうなときの理由の伝え方

会社に遅刻しそうなときの理由の伝え方を、ケース別に紹介します。長々と言い訳するのはよくありませんが、「体調不良のため遅刻します」「寝坊してしまいました」のように、詳細を一切伝えないのもよくありません。

 

体調不良

体調不良の場合、「どのように体調が悪いのか」「診察を受けてから出社するのか、出社してから診察を受けにいくのか」を伝えましょう。他メンバーにうつるリスクもあるため、上司に出社していいかどうかの判断を仰ぐのも大切です。

具体的には、次のような伝え方ができます。

体調不良
  • 熱はまだ出ていないのですが、起床時から頭と喉の痛みがあります。念のため、診察と検査を受けてから出社したいのですが、よろしいでしょうか?
  • 出社時刻に間に合うよう病院に行ったのですが、予想以上に混雑しており、出社時間に間に合わなさそうです。
  • 昨夜から吐き気と下痢が酷く、自宅を出るまでに時間がかかりそうです。

 

トラブルの発生

交通機関の遅れや事故・事件に巻き込まれた、家族の体調不良、車や自転車のパンクなど、出勤直前にトラブルが起きることもあります。これらが原因の遅刻は仕方ないかもしれませんが、気をつけていれば防げるものもあります。

次のように、原因の報告と併せて再発防止策も伝えるといいでしょう。

トラブルの発生
  • 出勤しようとしたら自転車のタイヤがパンクしており、いつもの電車に間に合いませんでした。今後は定期的な整備と電車の時間を少し早めることで、再発を防ぎます。
  • 今朝から突然子どもの体調が悪くなり、病院に付き添ってから出勤します。申し訳ございません。子どもにもこまめに手洗いうがいをさせること、いざというときに頼れるよう実家とスケジュールを共有することで、再発を防ぎます。
  • 電車の遅れで遅刻してしまいそうです。次回から、遅延があっても間に合うよう、電車の時間を少し早めようと思います。

 

寝坊

体調不良やトラブルと異なり、寝坊は完全に自己責任です。だからこそ、どのように再発を防ぐのか伝えることが大切です。

寝坊
  • お恥ずかしい話ですが、昨夜の飲みすぎが原因で寝坊してしまいました。平日の晩酌は1~2杯にとどめる、仕事の前日はお酒を飲まないなど、今後はお酒との付き合い方を見直します。
  • 最近徹夜続きで、アラームは鳴っていたのですが起きられませんでした。生活リズムを見直し、今後は仕事が詰まっているときも、夜ではなく朝早めに起きて対応いたします。
  • アラームのかけ忘れで寝坊してしまいました。今後は就寝前だけでなく、夕食前にもアラームをセットしたことを確認します。スマートフォンに毎日同じ時間に自動でアラームを設定できる機能があるので、こちらも活用しようと思います。

 

寝坊で会社に遅刻しそうなときの対処法

アラームをかけ忘れたり二度寝してしまったり、寝坊で会社に遅刻しそうになることは誰にでもあるでしょう。「もう間に合わない」と諦めるのは簡単ですが、工夫次第で会社に間に合うかもしれません。

 

遅刻するか間に合うかわからないなら早めに連絡する

会社に遅刻するか間に合うかわからないなら、まずは早めに連絡しましょう。

ただ、「今すぐ家を出れば、ぎりぎり間に合う電車・バスに乗れるかもしれない」という状況なら、まずは家を出て電車やバスに乗ってから連絡を入れることをおすすめします。もちろん、始業時刻ぎりぎりあるいは始業時刻を過ぎているなら、何よりも先に連絡をしましょう。

 

始業に間に合う交通手段を探す

電車やバスではどうやっても会社に間に合わない場合でも、車や自転車なら遅刻せずに済むかもしれません。逆もまた然りです。

普段から車通勤をしている場合、道を変えてみるのもいいでしょう。「普段は通勤ラッシュでバイパスが混んでいるから下道で出勤する」という場合、寝坊で出発時間が遅れたため、ラッシュ時間が過ぎてバイパスが空いているかもしれません。

まずはスマートフォンのマップアプリで会社までのルートを検索してみましょう。間に合いそうな交通機関やルートが見つかることもあります。

ただ、焦りは禁物です。焦って事故を起こしてしまうくらいなら、会社にきちんと連絡したうえで遅刻したほうがずっといいです。

 

すぐに出発し、会社で身支度を済ませる

「寝坊したけど、今すぐ家を出れば会社に間に合うかもしれない」という場合、すぐに出発し、会社で身支度を済ませるのもいいでしょう。とりあえずスーツや仕事着への着替えだけ済ませ、ほかの細かな身支度は会社に着いてからにするのです。

ただ、焦って支度をすると忘れ物をしやすくなります。いざというときに備え、日頃から荷物をひとつにまとめておくといいでしょう。

 

よくある遅刻の原因と防ぎ方

最後に、よくある遅刻の原因と、原因ごとの対策・防ぎ方を紹介します。

 

寝坊

寝坊は遅刻の原因のなかでも最悪です。完全に自己責任で、言い訳の余地がありません。次のような対策を取り、寝坊しない環境・生活リズムをつくりましょう。

寝坊
  • スマートフォンと目覚まし時計で二重にアラームをかける
  • 毎日7時間以上寝て、睡眠不足とそれによる寝坊を防ぐ
  • 早寝早起きの習慣をつくる、夜やっていたことを早起きして朝にやる など

 

二日酔い

寝坊の原因としてよくあるのが二日酔いです。「二日酔いで寝坊をして遅刻」ほど、印象が悪い遅刻はありません。嘘を吐いたり言い訳をしたりしても、遅刻の本当の原因が、お酒のにおいでバレてしまうでしょう。

仕事の前日はお酒を飲まない、晩酌は1~2杯にとどめるなど、日頃の心がけが大切です。

翌日に仕事があるなら、会社の飲み会でも飲みすぎないよう気をつけましょう。飲み会でも個人的な晩酌でも、次のような対策が取れます。

二日酔い
  • 1~2杯飲んで後はソフトドリンクに切り替える
  • お酒と水を交互に同じ量飲む
  • 二次会には行かない

 

体調不良

体調不良にはどうしようもない部分もありますが、しっかり体調管理をしていれば、防げる病気や不調もあります。次のような些細な心がけと習慣が体調不良の確率とダメージを最小限に抑えてくれるでしょう。

体調不良
  • こまめに手洗いうがいをする
  • 外出時、特に人ごみではマスクをつける
  • 食材や食事の残り物は必ず冷蔵庫に入れ、早めに食べ切る(食中毒対策)

 

生活スタイル

寝坊を防ぐためにも、体調管理のためにも、健康的な生活スタイルをつくりましょう。次のような些細な習慣が、睡眠の質を高め、健康な身体をつくってくれます。

生活スタイル
  • 毎日7時間以上寝る
  • 早寝早起きを心がけ、遅くとも0時前には床に就く
  • 就寝2時間前を目安に食事と入浴を済ませる
  • 栄養バランスの取れた食事を適量取る
  • 毎日20分程度の運動をする

必要な睡眠時間や適切な就寝時間は人により異なりますが、全人口の9割ほどは7時間以上の睡眠が必要な「ミドルスリーパー」「ロングスリーパー」とされています(ロングスリーパーは10時間以上必要)。

朝型・昼型・夜型は体質により異なりますが、遅刻を防ぐためには、「仕事から帰ったらなるべく早く寝て、出勤前の自由な時間を防ぐ」のが有効です。たとえば仕事が夜勤で朝9時に退勤、10時に帰宅するなら、お昼の12~13時頃には床に就きたいです。

自分の生活スタイルにどうしても合わないなら、会社に相談したり転職したりして、仕事の時間帯を変えてみるのもいいでしょう。

 

自転車や車のトラブル

自転車のタイヤがパンクしたり車のバッテリーが上がったり、自転車・車のトラブルは突然起こるものです。しかし、こまめに整備をしておけば防げるトラブルもあります。

突然のトラブルで自転車や車が使えなくても会社に間に合うよう、交通機関での通勤経路も確認しておきましょう。突然のトラブルにも対応できるよう、早めに起き、余裕を持って家を出ることが大切です。

 

交通機関の遅延

交通機関の遅延はどうしようもありませんが、遅延が頻発するようなら、通勤方法を見直しましょう。電車やバスの時間を少し早くしたり、ほかの交通機関や通勤方法(車や自転車)を考えたり、できることはあります。

 

交通事故

交通事故の被害者になってしまった場合、会社から遅刻を責められることはまずないでしょう。

ただ、遅刻以前に事故には遭いたくないものです。「会社に遅刻しそう」という焦りが事故につながることもあります。事故の被害者にも加害者にもならないよう、通勤時間を長めに見積もり、余裕を持って家を出ることが大切です。

 

家庭の事情

子どもの発熱やパートナーの体調不良など、家庭の事情による遅刻はある程度仕方ありません。

ただ、限度はあります。これらが原因の遅刻があまりにも多いと、はじめは「家庭の事情なら仕方ないか」「大変そうだな」と思っていた上司や同僚の気持ちも、少しずつ変わってくるでしょう。

次のような対策を取ることで、不測の事態にも対応しやすくなります。

家庭の事情
  • 実家の両親や義母・義父に協力してもらう
  • 公的機関の支援サービスを活用する、調べておく
  • 保育園や医院の近くに引っ越す
  • テレワークや時短勤務など、働き方を見直す

 

会社に遅刻することが多いなら、生活リズムを根本から見直そう

本記事のまとめ
  • 会社に遅刻しそうなら、とにかくまずは連絡を
  • 言い訳せず、遅刻の原因と再発防止策を端的に伝えよう
  • 会社に遅刻することが多いなら、根本的な対策を考えよう

会社に遅刻しそうなら、とにかくまずは直属の上司に連絡を入れましょう。遅刻するか間に合うかぎりぎりの状態でも、1分・1秒だけ遅刻しそうな場合でも、まずはとにかく連絡です。

遅刻の連絡で長い言い訳や嘘は禁物です。交通機関の遅れや事故の被害に遭った場合など、自分に非がないケースでも、心配をかけたことを謝罪しましょう。遅刻の原因を端的に伝え、再発防止策を考えることが大切です。

会社に遅刻することが多いなら、生活リズムや働き方を根本から見直した方がいいかもしれません。早寝早起きやお酒との付き合い方の見直しはもちろん、適度な運動と栄養バランスの取れた食事も大切です。

「夜型で9時~17時の仕事はつらい」「仕事と育児や家事の両立が大変」というのなら、テレワークや時短勤務など、自分のライフスタイルにあった勤務ができる会社を選ぶのも一案です。

まずは本記事で紹介した遅刻の原因別防ぎ方を試しながら、遅刻しない方法を検討してみてはいかがでしょうか。

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