HOMEビジネス 「月にいくら稼げるの?」 入社3年以内の若手社会人へ副業をめぐる実態を調査【副業人材マッチングサービス「lotsful」調べ】

「月にいくら稼げるの?」 入社3年以内の若手社会人へ副業をめぐる実態を調査【副業人材マッチングサービス「lotsful」調べ】

ひのあかり

2024/06/06(最終更新日:2024/06/06)


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新年度から早くも2カ月が経過しました。会社に慣れてきた新入社員のなかには「そろそろ副業に挑戦してみようかな……」と考えている人もいるのではないでしょうか。

パーソルイノベーション株式会社lotsful Companyが運営する副業人材マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」は、新卒・第2新卒者を対象に、副業実態調査を実施しました。

なお、本調査における「新卒・第二新卒」は、20代の会社員かつ新卒入社3年以内の若手社会人を指します。

副業をしたことがある新卒・第二新卒は約4割

まずは、就職から現在までの副業経験について質問。「副業をしたことがない」の回答が56.5%、「副業をしたことがある」との回答は43.5%でした。

副業経験が「ある」と答えた人に、どのように探したかをたずねたところ、1位は「インターネット検索(36.8%)」。2位「SNS(36.1%)」、3位「知人・友人からの紹介(22.9%)」と続きました。デジタルネイティブ世代らしく、ネット経由で副業先を探した人が多いようです。

インターン経験者ほど、副業に積極的な傾向

学生時代のインターン経験と副業の関連について見てみると、長期インターンを経験者の86.3%が、副業経験が「ある」と回答。インターン経験者の多くは、副業に積極的なようです。

副業経験が「ある」と答えた人に、その理由についても質問。「自由に使えるお金を増やしたいため(27.1%)」が最多となりました。「副業をすることに興味を持ったため(19.5%)」「自身の将来のキャリアに関して考えたため(17.3%)」が続きます。キャリアアップを意識して、副業を選んだという若手社会人が一定数いるようです。

この回答を学生時代のインターン経験の有無別で分類すると、インターン経験者では、経済的な理由での副業実施割合が低い結果に。また、長期インターン経験者では、自身のキャリアや起業準備などの理由の比率が高いことを示す結果となりました。

副業経験が「ない」という人たちの理由には「所属企業が副業を禁止しているため(26.7%)」「特に理由はない(20.0%)」「本業が忙しいため(17.1%)」と続きます。

気になるみんなの副業月収は?

副業で得た月あたりの平均収入は、5万円未満が24.1%、5万円以上10万円未満が13.5%、10万円以上15万円未満が20.3%でした。副業による平均月収15万円未満の人が過半数(計57.9%)を超えています。

さらに今後の副業意向についても質問。「副業を行いたい」との回答は58.3%、「副業を行うつもりはない」との回答は23.2%となりました。

「副業を行いたい」と答えた人に、どのような副業を行いたいかを聞くと、1位「アンケート・データ入力(16.6%)」「スキマバイト(13.5%)」「株式、不動産などの投資(13.2%)」が並びます。近年広がりを見せているスポットワークに興味がある人も多いようです。

調査概要

調査手法:インターネット調査(Fastask)
調査対象:20代の会社員かつ新卒入社3年以内
調査期間:2024年4月8日(月)~4月12日(金)
対象人数:667人
調査主体:lotsful(パーソルイノベーション株式会社/lotsful Company)
調査結果はこちらから

<参照>
副業マッチングサービス『lotsful』新卒・第二新卒を対象に、副業の実態調査を実施

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