株式会社サイバーエージェントは、宣伝本部内に「SNSクリエイティブスタジオ」を新設しました。
SNSマーケティングのノウハウを活用しながら、同社が提供するインターネット番組「ABEMA」の公式TikTokやInstagramなどで配信する縦型動画の企画・撮影・編集・アカウントコンサルティングまで全て担う組織だといいます。
SNS動画といえば縦長動画
TikTokをきっかけに、Instagram、YouTubeなどの主要SNSでも、縦型動画の投稿・視聴が可能になりました。縦型動画の縦横比は9:16で、スマホの画面に合わせて作られているため、短尺で視聴者の注意を引きつけやすいメリットがあります。
企業のSNSマーケティングにおいても、縦型動画を活用する動きが広がっています。
設立4カ月で累計4.5億再生超
SNSクリエイティブスタジオには、SNSマーケティングのノウハウを身につけたABEMAの若手クリエイティブディレクターが在籍。Z世代のクリエイターが多いことから、現代のSNSにおける流行を押さえながら制作を行えることが強みとのこと。
設立から4カ月で、ABEMA関連のオリジナルSNS動画は、累計4.5億回の再生数を超えているそうです。
SNS動画の未来に向けて
これまで、ABEMAで放送された恋愛番組、ドラマ作品、バラエティなど、多様なジャンルのSNS動画を100本以上手がけてきました。動画企画・制作のなかで10代のユーザーが身近に感じられるよう、手書き風のクリエイティブを取り入れるなど、視聴者に合わせて素材を開発してきたといいます。
『今日、好きになりました。』シリーズ公式TikTokアカウントURL:https://www.tiktok.com/@kyousuki_tiktok?_t=8maTnPKZth3&_r=1
今後は、若者間で流行している性格タイプがわかる検査ツール「MBTI」に関する質問を取り入れたり、出演者同士の関係性やキャラクターを反映したコンテンツを企画していたりするそうです。
責任者の平田梨里花氏は、自身も「SNS時代」を生きるZ世代とのこと。これからも「ABEMAならではのトレンドを捉えた切り口とSNSマーケティング力を生かしていきたい」とコメントしました。
〈参考〉
「ABEMA」などのSNS動画の素材開発に特化した『SNSクリエイティブスタジオ』が2024年より新設
【関連記事】
いいねは「笑顔」で!? 「再生数」ではなく「笑い数」でコンテンツを評価する動画アプリ「BlitzMe」
仕事に集中しすぎて、最近全然笑っていない……という人もいるのではないでしょうか。 笑顔になれるコンテンツが楽しめるという、動画アプリ「BlitzMe(ブリッツミー)」が登場。つらい時、落ち...
SNSのトレンド、チェックしてる? 約6割の人が「急上昇ワードを気にしていない」と回答【NEXER・CREXiA調べ】
SEO対策やWEBプロモーションをてがける株式会社NEXERが、Webマーケティング支援を行う株式会社CREXiAと共同で、“SNSのトレンド”に関するアンケート調査を実施しました。 調査...
企業とZ世代がともに働き方の”エシカル”を探る「IKIGAI企業サミット」が東京・大阪で開催
一般社団法人ETHICAL EXPO JAPANが開催する、Z世代が連携して創るエシカルの祭典「エシカルエキスポ 2024」の特別企画として、「IKIGAI企業サミット」が開催。本イベントは東京...
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう