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バンコクでミャンマー難民を取材してみませんか? 専属通訳が帯同する現地取材プログラムを8月開催

西 並子

2024/06/05(最終更新日:2024/06/05)


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途上国・国際協力に特化した非営利メディア「ganas」を運営する特定非営利活動法人開発メディアは、タイのバンコクに逃れたミャンマー難民を重点的に取材した記事を執筆して発信するプログラム「Global Media Camp in タイ」を開講します。

「Global Media Camp」とは

Global Media Campは、途上国を取材した記事を執筆して発信するプログラムです。

2014年の春にスタートし、これまでに9カ国12カ所で合計38回開催されました。

2024年夏(8、9月)の開催地は、タイ・バンコクのほか、南米のコロンビア(メデジン)、西アフリカのベナン(トタ村)を予定しているそうです。

タイへ逃げたミャンマー人の実態を取材

タイの首都のバンコクや、漁師町のマハチャイでは、もともと多くのミャンマー人が働いていたものの、ここ数カ月でその数は激増しているといいます。

その背景には、2021年にクーデターを起こして実権を掌握したミャンマーの軍事政権が2024年の2月に8歳以上の男女に対して兵役の義務を課す「徴兵制」を導入すると発表したことが最大の要因と見られています。

タイでは、ミャンマー国籍がある人は入国ビザがなくとも14日以内の滞在が認められているといい、国軍兵士にされることを恐れたミャンマーの若者たちが隣国のタイへと逃げたようです。

タイへ逃げたミャンマーの若者は、どのような仕事に就いて、どのような生活をいとなみ、何を考えているのかという実態を取材できるのが、今回の「Global Media Camp in タイ」です。

参加者1人につき英語の通訳を1人つくため、ビルマ語やタイ語が話せなくても参加できます。

取材の仕方、視点のもち方、記事の書き方といったノウハウはganas編集長から直接学び、プロのジャーナリストとほぼ同じように動くそうです。

スケジュール

・8月15日(木)現地集合
・8月16日(金)取材
・8月17日(土)記事の執筆&フィードバック
・8月18日(日)取材
・8月19日(月)記事の執筆&フィードバック
・8月20日(火)取材
・8月21日(水)記事の執筆&フィードバック、フェアウェルパーティー
・8月22日(木)ふりかえり、現地解散(昼ごろを予定)

イベント詳細

・場所:タイ・バンコク
・期間:2024年8月15日(木)~8月22日(木) ※現地集合・現地解散
・料金:一般18万9,800円、学生16万9,800円(講習費・宿泊費・宿泊先と取材先の移動費・通訳の費用(英語が通じない場合)・その他取材費用・食事代(朝・昼・夕。飲み物やデザートなどは除く)を含む) ※渡航費と保険代は含まない
・申し込み締め切り:2024年7月16日(火)
・定員:最大8人程度(先着順)、最少開催人数4人程度
・申し込み方法:問い合わせ後、申込書送付
・問い合わせ先:devmedia.ganas@gmail.com

<参照>

急増するミャンマー難民を取材しよう!『Global Media Camp in タイ』参加者募集

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