NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルは、海洋ごみ問題の解決に向けた新たな一歩として、海洋ごみの可視化し、測定を促進するアプリ「海洋ごみMAP」を公開しました。
海洋ごみの見える化を実現
アプリ「海洋ごみMAP」は、回収された海洋ごみをスマートフォンアプリケーションを使って撮影。その写真データの位置情報や時間を記録することで、海岸・海上・海底のどこで、そのごみが回収されたかを視覚的に把握できる仕組みだといいます。
ごみの回収にともなって、蓄積されたデータを効率的な回収活動やごみの発生抑制に役立たせようという取り組みです。
回収データの利用と広がる活動
アプリで撮影された写真データは、専用のウェブブラウザ上のMAPで確認することができます。ここでは、回収された海洋ごみの位置情報や時間だけでなく、回収活動に関わった団体やスポンサーの情報も表示されます。これにより、回収データの透明性が高まり、関係者間での情報共有が容易になるとのことです。
NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルは、回収技術の開発だけでなく、回収した海洋ごみの再利用バリューチェーンの構築にも取り組んでおり、今後も国内外での技術開発やコラボレーションを通じて、海洋ごみ問題解決に向けた活動を続けていく予定です。
<参照>
NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル、回収された海洋ごみの見える化・定量化を促進する『海洋ごみMAP』アプリをリリース
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