HOMEライフスタイル オークションとの違いは? 購入希望者の提案で価格を決めるメルカリの新機能「価格なし出品」

オークションとの違いは? 購入希望者の提案で価格を決めるメルカリの新機能「価格なし出品」

川上雅結

2024/05/23(最終更新日:2024/05/23)


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株式会社メルカリは、商品の価格を決めずに出品できる新機能「価格なし出品」の提供を5月22日(水)から開始。同日から、メルカリアプリで新機能の利用が段階的に可能になるといいます。

使い方は?

出品者がこの機能を使う場合、商品の適正販売価格を調べたり決めたりする手間を省けるといいます。

購入希望者が提案した価格を承諾するとその価格での販売が始まり、提案者も含めたすべてのユーザーが購入できるようになるそうです。

オークションとのちがいは?

オークションと似た機能にも見えますが、価格を提案した人が購入できることを約束する機能ではないとのこと。

購入希望者はあくまで価格を提案するのみで、価格を決定するのは出品者になります。

そのため、出品者が価格提案を承諾した後に販売が開始され、他の購入希望者がその価格で購入することもできるそうです。

新機能提供の背景は?

株式会社メルカリでは、同じ出品者の複数商品をまとめて購入依頼ができる「まとめ買い」機能や商品情報の入力をより簡単に行い、最短15秒で手軽に出品できる「かんたん出品」機能など、機能の充実やアップデートを重ねてきたそうです。

同社がアプリユーザー1,666人に調査したところ、「メルカリで出品を行う際の値決めが面倒だと感じる(62.8%)」「販売価格を考えることが面倒で出品をやめた(73.8%)」という声が多く集まり、販売価格を決めることが、出品のハードルとなっていることがわかったといいます。

今回の新機能で、購入希望者からの提案を参考にしながら後から価格を決められるようになり、出品時に価格の設定で悩んだり、類似商品がいくらで売っているかを事前に調べる必要がなくなります。

「価格なし出品」機能の導入によって、出品時の価格設定に悩むことや、類似商品の販売価格を事前に調べる必要などがなくなることから、より出品がしやすくなるといいます。

同社は、家の中にある不要品が「捨てるモノ」から誰かの「資産になり得るモノ」となることが期待できると伝えています。

<参照>

メルカリ、商品の価格を決めずに出品できる「価格なし出品」機能を提供開始 〜出品時にお客さまの約6割(※1)が悩む「価格設定」の課題を解消し、これまで以上にかんたんに出品が可能に〜 株式会社メルカリ

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