HOMEライフスタイル 着たくなる時まで預けられる機能も搭載! 衣類の「捨てすぎ」削減も目指すオンラインクリーニングアプリ「reboon」

着たくなる時まで預けられる機能も搭載! 衣類の「捨てすぎ」削減も目指すオンラインクリーニングアプリ「reboon」

澤田真一

2024/05/24(最終更新日:2024/05/24)


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株式会社リブーンは、衣類の「捨てすぎ」削減も見据えたオンラインクリーニングサービスアプリ「reboon」を5月7日(火)にローンチしました。

「衣類一着一着を大切に。」という標語を掲げ、独り暮らしの家にありがちな「収納がない問題」に対してもアプローチしているというのが特徴です。

次の季節まで衣類を預けられる機能も

reboonを利用する大きな流れとしては、まずアプリを使って衣類のクリーニングを依頼します。その際、衣類の状態をカメラで撮影し、送信。すると、宅配キットが自宅に届きます。その宅配キットに衣類を梱包し、reboon提携工場に送るという仕組みです。

クリーニングが終わった後の返却にあたっては、即座に返送する「オカエシ」コースと次の季節や着たくなる時まで保管する「オアズケ」コースが用意されています。

収納がない関係で冬に来たジャケットを春に手放し、次の冬に新しいジャケットを購入する……というサイクルではなく、同じジャケットをできるだけ長く着られるようにするというのがreboonの構想です。

配送状況などが一目で確認できるインターフェースやプッシュ通知も用意されています。

衣類の循環型システムを構築へ!

現在は、オンラインクリーニングサービスのみの提供ですが、将来的には、ユーザーが手放した衣類をクリーニングして古着市場に出品するサービスの展開も見据えています。

また、AI技術によって集めたクリーニングデータを分析し、衣類のライフサイクル全体を“見える化”。消費者やアパレル企業、リユース企業などと連携できるプラットフォームを構築し、衣類が欲しい人にきれいな状態で届く循環型エコシステムの構築も目指しているといいます。

たとえば、あるカテゴリーに分けられたユーザーらが保有する衣類のデータ(「東京都に住む30代女性」など、個人を特定しない情報)をアパレル企業に提供し、その人がすでに持っている服とマッチしているであろう衣服をレコメンドする機能の提供なども構想しているそうです。

同社が長期的に実現したいビジネスモデル

同社は、アプリの提供にあたって、「衣類の持つ価値を最大限に引き出し、長期的な使用を促進しサステナブルファッションを推進します」とコメントしています。

Androidは近日対応予定

このreboonは、現状はiOSのみの配信ですが、Androidにも近日対応する予定です。

また、5月末日まで、reboonを初めて利用したユーザーに対して次回30%OFFクーポンを配布するキャンペーンを実施しています。

<参照>

「衣類一着一着を大切に。」オンラインクリーニングを起点としたサーキュラー型のサステナブルファッションサービスを開始

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