HOMEビジネス 「もう着ない服」を寄付して世界の子どもにワクチンを 「古着deワクチンまごころプロジェクト」

「もう着ない服」を寄付して世界の子どもにワクチンを 「古着deワクチンまごころプロジェクト」

田中妃音

2024/05/17(最終更新日:2024/05/17)


このエントリーをはてなブックマークに追加

クローゼットの中に、もう着ない古着は眠っていませんか? そんな古着を活用して、世界の子どもたちへのワクチン接種を支援するプロジェクトが「古着deワクチンまごころプロジェクト」です。

「古着deワクチンまごころプロジェクト」とは?

このプロジェクトは、不要になった衣類やバッグ、靴などを寄付することで、ポリオワクチンの接種支援や障がい者の雇用創出、衣類のリサイクルによる環境保護など、さまざまな社会課題の解決に貢献しようという取り組みです。

古着を寄付することで、「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」を通じて発展途上国の子どもたちにポリオワクチンが届けられ、一口につき5人の命を救うことができるそうです。

古着deワクチン専用回収キットはひとつ3,300円。寄贈した衣類は、カンボジアや開発途上国へ輸出。現地販売され、再利用されます。

不動産関連企業もプロジェクトに参加

ホームステージング事業を行う株式会社サマンサ・ホームステージングは、引っ越しを機に、不要になった衣類を有効活用しようという考えから、「古着deワクチン」プロジェクトに参加しました。

ホームステージングとは、売り出し中の家屋やマンションなどの室内を家具や照明、小物やグリーンなどでモデルルームのように演出して物件を売り出す売却支援サービスです。

5月14日(火)から7月31日(水)までのキャンペーン期間中、古着を寄付できる専用回収キットが同社のサービス利用者、先着100人に無料で提供されるとのこと。

回収キット1点につき、5人分のポリオワクチンが寄付できるといい、さらにカンボジアの「古着deワクチン」センターで、寄贈衣類が売れた場合は、1人分のワクチンが追加されます。

<参照>

古着deワクチン

引っ越しで出た「もう着ない服」を通じて、開発途上国の子どもたち500人分の命を救うポリオワクチンを寄付。

【関連記事】


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード