プロスパイア法律事務所は契約企業の従業者を対象に、無料で1回60分間の法律相談ができるサービス「プロマド」の提供を開始しました。
EAPに貢献する「プロマド」
解雇問題や労災問題など、従業員にとって大きな労働問題が発生したとき、どうトラブルに対処したら良いかわからない人がほとんどかもしれません。
さらに、労働をめぐる問題は専門性が高く、弁護士以外の人が法律相談に応じると弁護士法違反(非弁行為)となる可能性があるとされ、弁護士から適切な助言を受ける必要があるそうです。
最近では、アメリカを中心に従業員のメンタルヘルスケアや職場のハラスメントなど、あらゆる相談に対応し、問題解決を支援する従業員支援プログラム「EAP(Employee Assistance Program)」を取り入れる企業も増えています。
プロスパイア法律事務所は法律的な側面から従業員をサポートする本サービスの提供を開始しました。
法律相談までの3STEP
法律相談の面談は、従業員それぞれが予約手続きを行えます。業務や就労などで生じたトラブル以外にも、相続や家族をめぐる困りごとなどといったプライベートな問題についても相談できるといい、その内容は就労先に共有されることはないそうです。
このサービスは、最初にプロスパイア法律事務所が契約企業の担当者に企業IDを配布すると、従業員向けの専用予約サイトから面談を予約できるようになり、オンラインで相談が行われるということです。
気軽に弁護士に相談できることのメリット
プライベートに関わることでも、法律事務所に相談できる環境が職場に整備されていることは働く人にとって大きなメリットです。
企業にとっては、従業員が本サービスを通じて悩みを解決することで仕事の生産性を向上するとともにマネジメント職や人事の業務負担を軽減できること、さらには従業員にとって働きやすい環境づくりに励むことは、企業の信頼性の証になり企業のイメージアップにもつながるとプロスパイア法律事務所は伝えています。
〈参考〉
従業員が無料で弁護士の法律相談を受けられる 福利厚生用法律相談サービス「プロマド」5/7より提供開始
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